コーラルはオーラソーマ・カラーケアシステムにおいて、新しい光線と言われ、ニューエイジの色だと言われています。今、まさに新しい時代が始まろうとしているこの時に、私たちに意識の成長をサポートしている色。今月のコラムでは、このコーラルの色彩言語を5つのレベルからご紹介したいと思います。
まず、1つめのレベルは、コーラルのシンボリック(象徴的)なレベルから。私たちの心は連想によってよく働くので、象徴的なレベルは、ただ色を見つめるだけだはアクセスできない情報にもアクセスするのを助けます。象徴は、色の深遠な理解へと至る、扉を開きます。そして、象徴と色は自己の内にある、超意識につながります。
「珊瑚(サンゴ)」
珊瑚がいることで、海は浄化され、豊かな生態系が築かれるが、逆に海が汚れると一番にダメージを受けて死んでいきます。母なる地球と私たちの間にある、「相互依存」への無知のせいで、現在、人間が地球へ及ぼした影響のため、珊瑚礁は世界中で死につつあります。珊瑚は水の下に棲むもので、私たちの潜在意識にある自らを傷つけるという動機と関連しています。それは、海が集合無意識を象徴しているからです。またある意味で、珊瑚は人間と逆で、外殻が固く、内側がやわらかい。これで内なるフィーリングを保護することができます。とはいえ、珊瑚は見かけによらず、傷つきやすいのです。
「セラフィム」
とりわけ人間と人間が置かれている状況を気にかけている天使の一団。焔の天使と言われ、燃える蛇というヘブライ語の語源を持ちます。神にもっとも近い御使い。神と直接に交わり、純粋な光と至高の存在として、愛の焔と共鳴すると言われています。愛と想像力の精霊。キリスト教では6枚の翼を持ち、手にサンクトスか旗を持つのが特徴です。サンクトス(Sanctus)とは、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな」の歌詞が刻まれた焔の短剣。
「新しい光線」
愛と知恵の光線の新しい表明。以前はシャーマニックな伝統にだけ役立っていました。新しい洞察をもたらします。現在の人類の大部分にもっと役立つようになると言われています。ターコイズの補色で、ニューエイジの色。
「統一場(ユニファイドフィールド)」
地球圏のワンネス(ひとつであること)。自然は1つで、分離がない、合一した状態。地上の生物に起こることは、すべて地球に影響しています。
2つ目のレベルは、スピリチャル(霊的)なレベルから。ここでは、色と意識の関連、つまり、色と人生との関わり合いを見ていきます。言葉を超えたものが、スピリチャルなレベルにおいて色の原動力を理解する鍵となります。
「愛と知恵」
コーラルの光線の贈り物。ピンク(愛)とゴールド(知恵)のエネルギーを結合します。自分自身を愛するための知恵。自分自身の中にある、愛することが最も難しい部分を愛し、それによって、その部分が反応するかを感じることによって、自身の報われない愛のヒーリングを促進します。これは、目覚めの可能性。自分をケアする新しいレベルへと導きます。
「新しい人間」
条件づけられたパターンを解消する可能性。その結果、私たちはもはやそれらに縛られず、新しい理解が生まれ、それによってパターンからの「自由」へと近づきます。
「同情」
コーラルのヒュー:人がどう感じるかについての理解が育つ。応答すること。
「共感」
ペールコーラル:2つの存在の間にある共鳴のことで、相互依存によって促進されます。
「高次の直感の発達」
エーテル体を照らす光。外が内に、内が外に。
「公益への犠牲」
純粋に個人であることを超える視点。
「キリストのエネルギー」
内に宿るキリスト意識を個人的に体験し、観照者となる可能性。
「カルマの側面」
コーラルは105番の大天使アズラエルの誕生を通じて解決される必要があるカルマ、すなわち細胞レベルで相互作用する遺伝子経路にあるカルマの糸を思い出させます。
「高揚」
コーラルは精神を高揚させ、私たちが奮い立つのを助けます。
3つ目はメンタル(精神的)のレベルから。思考プロセスと、考え方によって、それがどのように色付けされるか。過去現在未来の外面的、内面的出来事への知的レベルの理解。それらの出来事が把握され、蓄えられ、判別され、利用される方法。
「深い洞察」
現在の愛によって、過去が未来とつながる。おもいやりのある知恵。
「相互依存」
公平無私な視点から他者と協力すること。自立を保ちながら、共に働くこと。
「同胞愛」
人間社会が相互依存していることへの気づきが、コミュニティにとっての利益となる行為を育みます。
「協力」
地球と地球規模のコミュニティの、より大きな善のために働き、競争ではなく調和を生み出すために他者とネットワークを形成すること。
4つめはエモーショナル(感情的)なレベルから。感情(エモーション)はフィーリングに関連し、私たちは身体を駆け巡るエネルギーを気分と言います。私たちがある気分や感情として解釈するように学んだのは、内なる化学反応のこと。その解釈によって、関連した記憶が活性化し、気分が強められることがよくあります。
「繊細な感受性」
有機体としての珊瑚は、環境に非常に繊細で、環境汚染をモニターしているエコロジーのグループに役立っています。コーラルの人は、集合的な感情や環境の中にある、隠れた感情の流れにとても敏感。これは誰のものともわからない、内から湧き上がってくる感情の波として感じられるかもしれません。
「報われない愛」「打ち明けられない愛」「秘められた愛」
与えた愛が戻ってこない、あるいはそこにある愛を受け取ることができない状況。何らかの理由で、自分が求めているものを受け入れることができない。
「ホリスティックな愛」
自分自身を愛することで溢れだし、自分自身の「隙間」を埋めてしまうような愛。
「エクスタシー」
喜びと舞い上がるような歓喜に圧倒される感覚。
「カルマの束縛」
カルマの束縛の解放、遺伝的構造に宿る強烈な依存と共依存の課題に拘束されてきたものを解き放つ。自分自身を愛することを学ぶというギフト。
「傷つきやすさ」
繊細なために、感情のスポンジのようになり、まわりの出来事を吸収し、簡単に傷ついてしまうこと。虐待に対して無防備。これは内なる強さ、関わりにより、オープンになるというギフトにもなりうるのです。
「深い過去からのショックとトラウマ」
別の生で体験した課題が、叡智と思いやりに満ちた状況の中で再び見直される必要があるため、現在にもたらされること。
5つ目のレベルは身体的・エネルギーのレベルから。サトルアナトミー(微細体)とチャクラシステムとの関連。
「結腸」
結腸は身体のコーラルの領域にあります。ものごとが手放せないのは、結腸との関連があると言われています。また、吸収にも関連する場所です。
「骨」
身体の骨格の様相。珊瑚は外側が固く、人間はその逆。
「生体電気の領域」
肉体を取り巻くエネルギー場に関係します。これはポマンダーが関連する領域。私たちのエネルギー場のこの層は、肉体から3~5センチ外側に広がっています。 |