2006年4月
64番 ジュアルクール
エメラルドグリーン*クリア
テーマは自分の使命と目的にあった新しい始まり。そして、人生で不変なものは、変化するということだけであるということ。マスターセットの一つです。マスターとは常に私達の内側にいて、私達が進むべき方向を知っている存在。私達がマスターとのつながっていないときは、彼らはただ私達の人生で起こることを受動的に隔たることなく見ている観察者にすぎません。しかし、私達が意識を向け始めると、肉体・精神・感情のつながり・協調が取り戻され、運命とタイムラインの流れが明らかにされるのです。そして、オーラソーマでは、それぞれのマスターは独自の色の光線を持ちます。ジュアルクールはエメラルドグリーンの光線を持つ探求者たちのマスターです。探求することが大事なのです。旅それ自体がゴールです。鏡に映る自分を超えて真実に直面 していくことをサポートします。ジュアルクールはまた、占星術、星の理解にも関係しています。私達がエメラルドのハートを開く時、地球外生物、天使、多次元の生物、ハイヤーセルフ・・・という他の知的存在にも開いていくのです。
ポマンダー エメラルドグリーン
香りは薬草のような、暖かい、森のような感じです。 クリスタルのエネルギーはマラカイト、モルダヴァイド、エメラルドが転写 されています。このポマンダーは自分自身の真実と方向への気づきを明らかにすることによって、新しい展望を勇気づけます。オーラを鎮静させ、中心に根付かせ、バランスを取る効果 があります。そのため、意志決定に際しての、特に、どちらに進んでいいか分からないような人生の岐路に立たされたときの、大きなツールになります。 また、自分のスペースを与えてくれ、かつそれを守護してくれます。自分には時間と空間が与えられていて、今この時とこの空間が、安全でかつ尊重されている、と感じさせてくれます。 そして、使うことによって、内なる存在に対して責任を取ること、またそれに意識を向けることができます。 ヒーリングやエネルギーに働きかける仕事に携わっている人、あるいはプロとしてカウンセリングを行っている人は、次のようにエメラルドを使用します。 セッション前には集中できるようにこれを用い、セッションの後にはそれぞれ自分のスペースに戻れるように、自分とクライエントの両方に用います。
クイントエッセンス ジュアルクール
テーマ は「時間とスペースの創出」。 色はエメラルドグリーン。 香りは新鮮な、森のような感じです。 マスターセットのボトル 64 番に対応します。 ジュワルクールは、使う人が占星術と天文学のより高い側面 に同調することを可能にします。そして、それらのエッセンスが地球の物理的認識を超えた空間を占めていることをすでに直感的に知っている場合は、特に強力な効果 があるでしょう。 自然が持つリズムや法則、パターンを理解できるようになります。 マスターであり、ゴールデンローブの兄弟のひとりであるジュワルクールは、最年少のマスターであり、最も熱烈な求道者です。 ジュワルクールは、直感と知性と、サトルボディの間にバランスをもたらすのを助けてくれ、特に地に足のついたものの見方が必要なときに役立ちます。閉所恐怖症やその他の恐怖症といった恐れを感じやすい人には、明晰さをもたらし、自分を愛する気持ちを刺激して、必要とする時間やスペースを創出するのを助けてくれます。 真理や知識、あるいは「新しく始めること」を求めている人にとってサポートとなるクイントエッセンスです。
エンジェロイエッセンス ジョフィエル
より大きな真実、調和、平和、希望を認知する道を提供してくれます。聖書にはジョフィエルはアダムとイヴがエデンの楽園から出て行く時に、案内をしたとあります。アダムとイヴのこの旅のギフトは、世界に対するいっそうの認識、自分が誰であるかへの新しい展望、そして未知の世界に触れたがゆえに理解する故郷(エデンの園)に対する新しい評価です。 この故郷とは、ハートの庭園にあるのでしょう。人間の苦しみの一つに、「あこがれ」があります。「隣の芝生は青い」です。外側に豊かさを求めてしまう私達。ですがすべては私達の内側にあるのです。神であろうと他の何であろうと、誰もが自己の内側での完結を求めています。それと、同時に神の楽園から分離されていると、感覚があります。個人的レベルにおいてグループ、部族レベルにおいて、この除外されているという感覚に対して、ジョフィエルは働きかけます。自己の価値、内なる権威を認識することを可能にし、 自分自身が誰であるかという信念を持つことで、 個人であることの価値を見いだしていくことを助けます。

 いよいよ4月ですね〜この時期がくると、うれしいような切ないような複雑な気持ちになるのは私だけでしょうか(笑)。新しい始まりと共に別 れの季節でもあります。その象徴が桜ですよね。私達日本人にとって、桜は特別 なもの。遺伝子に組み込まれているのでしょうね〜桜をみるとなんともいえない思いがこみ上げてきます。常に色々なことが移ろいでいきます。桜は時期が来ると散ってしまいます。ですがまた、同じ時期に花を咲かせてくれます。私達は日々、移ろいで行くものに目を奪われがちですが、変わらないものを見つめることで、見えてくることがあると思います。
 桜で思い出すのが、中学生の頃の国語の教科書のお話。染色家の方が桜色を出すのに、桜の花びらを使うのではなく、幹の皮をはいで使うという内容でした。そのことは私にとって、衝撃的でした。あの美しい淡いピンク色は見た目には、花にしか表れていません。しかし桜の木は木全体、命全体で自分の色を表現しているのです。命の奥深さに触れたような気がしました。
 木の中には季節によって葉の色を変え、散り、また新芽が生えるものがあります。花を咲かせたり、実を付けたりするものもあります。木は段階を経て豊かなものを生み出していくプロセスを見せてくれているのではないでしょうか。それと同時に、変わっていくものと、変わらないものがあることを教えてくれています。木は枯れても、それを栄養に新しい命が芽吹きます。循環しているのです。私達の命も同じですよね。死も一つの移行であることを木が教えてくれているのかもしれません。終わりはないのです。変わらないものはないという真実と、永遠のものがあるという真実。
また、木は動くことがありません。常にそこにあって上に伸びていくのと同じだけ下に根を伸ばします。太陽の光をたくさん浴びて伸びていくのは、光を求めて意識を高めていこうとする私達に重なります。上に伸びていくのと同じだけ、地にしっかり足を下ろす、大地に根ざすことが必要なことも教えてくれています。この地球で現実の世界で自分がいったい何ができるのか・・・
動くことができない木は時間と空間に縛られる私達の象徴でもあります。私達は「今」以外のときには何もすることができません。未来についてあるいは過去の出来事についてどのように考えていようと、私達が何かできるのは「今ここ」しかないのです。ですが、その背後に流れているのは「永遠」。その永遠の瞬間に入っていくことでそこから自由になるのです。
そして、木は変わらずそこにあって、太陽の光を栄養に変え、私達が生きていく上で不可欠な酸素を作り出してくれています。宇宙の気、エネルギーを変成してくれているのです。木とは気の固まりであり、私達の命の源でもあるのです。


オーラソーマの10番のグリーン・グリーンのボトルは「行って木を抱きしめなさい」です。オーラソーマを生み出したヴィッキーはよく、木を抱きしめてインスピレーションを得ていました。木は大地にしっかり足を付け上へと伸びていくこと、中心をしっかり取ることの大切さを教えてくれます。センタリングをしっかりとってくれるのです。木はそこにあって年輪を刻みます。時間と空間いう私たちを縛るものとその中にある永遠の流れ。木を抱きしめることで、自分の中心を取り戻し、自分のスペースを見出します。時間・空間にとらわれることではなく、それを超えた永遠を見出していきます。それはまた、ハートの中に入ることでもあります。
また、このボトルはタロットカードでは運命の輪に対応します。私達がハートの中にある真実、道に従って生きていく時、私達は自らの運命を受け入れ、運命の輪は回転をはじめます。シンクロニシティの流れが起こってくるのです。意識的に生きていく時、私達はカルマの種を蒔かなくなります。そして、それぞれが本来やるべきことをやりはじめるのです。このボトルのアファメーションは「私には、しなくてはならないことをするためのスペースがあります」。
みなさんも、ぜひ、お花見の時に桜の木を抱きしめてみてくださいね〜

   
 
 
2006年3月
2006年2月
2006年1月
 
 
 
     
 
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