私の中で、「あるがままの自分を愛する」というメッセージほど、何度も聞いたり、本で読んだり、そして何度も伝えてきたものは他にないな～と思います。そして、このメッセージほど年々深まっていくものも他にないでしょう。みなさんはいかがですか？
オーラソーマを一気にレベル３まで受講し、そして勢いでSpiritual Living かのんを立ち上げた頃の私は、「愛」という言葉に恥ずかしいような、照れくさいような感覚を感じていました。振り返ってみると、愛に飢えながらも愛をうまく受け取れない自分がいたような気がします。その後、オーラソーマを中心に内なる旅が始まり、自分を理解していくプロセスが始まりました。その中で「ありのままの自分を愛する」というメッセージには何度も出会い、葛藤し、そしてその度にそのメッセージは私の中で深まって行きました。

先月、１３日～１６日に淡路島で開催された「リスニング・トゥー・ザ・スター」にオーガナイザーの一人として参加してきました。このコースを日本語にすると、「内なるスターに耳を傾ける」と表現できるでしょう。私の中では、「自分の内なる輝きにつながる」というふうにも理解しています。このコースは私に「あるがままの自分を愛する」ことをさらに深めてくれました。
まず、講師の立和田環さんがピンクについてお話ししてくださったことをシェアさせて頂きたいと思います。自分を前面に押し出して、自分を認めてと言わんばかりの人と、自分を引っ込めて自分を出さない人とは同じことです。こう環さんがおっしゃいました。みなさんはどう思われますか・・・？そうです。どちらも「あるがままの自分ではない」のです。
この言葉を聞いた時、私の中で腑に落ちることがありました。去年から私が何度も意識し、そして何度も周りの方に伝えてきたことがあります。それは、「パワーゲームに入らない」ということです。無意識に私たちは周りの人に自分を認めてほしくて、相手や自分をコントロールしてしまう、または相手からコントロールされるということを繰り返しています。そこにあるのは「自分なんて価値がない」という感覚です。そこには「あるがままの自分を愛せない苦味」があります。昨年の１１月のマンスリーでマイク・ブース氏の大天使のコースに参加した時のことをシェアさせてもらいました。繰り返しになりますが、もう一度その時に受け取ったことを紹介させてもらいます。

９９番大天使ザドキエル、ペールオリーブグリーン＆ピンクについてマイクが話してくれた時に、背後に隠れている１８番エジプシャンボトル、イエロー＆バイオレットへと話が進んで行きました。私たちが持つ過去からの苦味が、古代エジプト時代から綿々と受け継がれてきているのです。私たち現在の人間の中にある、集合無意識、その中には古代から受け継がれてきたものがたくさん存在します。その中に、私たちが自分自身を傷つけるという欲求が隠れています。昨年、日本において20代、30代の自殺者は約8000人いました。周りから見放された感覚、人生から見放された感覚、この苦味は集合無意識の中からやってきます。また、18番には、スピリチャルなこと(バイオレット)に対する恐れ（イエロー）という苦みも存在します。霊的なことに関して失望したり、だまされたという感覚がそこにあるのです。信仰していたもの、信頼していたものから裏切られる、オリーブの苦味が集合無意識の中にたくさんあります。

先月のマンスリーでは、エッセネ派について紹介させてもらいました。エッセネ派の人々は、「私たちの思考と感情が現実をつくるという」ことを信じ、人生の全ての領域に天使の質をもたらした人々です。オーラソーマ（Ｒ）でも、伝えているように私たちの本質は光であり、私たちの中に大いなるガイドが存在し、人生を創造していくことができるのです。私たちは自分が思っているより、パワフルです。では、なぜそんな風に自分のことを思えないのでしょうか？私は古代エジプト時代に鍵があると思います。叡智を一部の支配層だけが握ることによって、それ以外の人をコントロールしていた時代。その時に植えつけられた、自分には価値がないという感覚は、私たちの潜在意識の中にしっかり根付いています。自分を疑うという深い恐れの感覚が、外側の評価を求める動機になっています。そして、あるがままの自分を愛してほしいという欲求と同時に、価値がないと思いこむ自分をありのまま愛せない葛藤に苦しみます。
　今月のボトル８３番でも紹介させてもらいましたが、私たちの内側に存在する真のオーラ、輝きのゴールドへの扉を開けるには、ターコイズが鍵です。ターコイズの色彩言語である「私は何者か？」という問いかけが、内なる旅への入り口。その旅の途中で何度も「あるがままの自分を愛する」ことに向き合い、受け入れば受け入れるほど、ゴールドは輝きを増して行きます。あるがままの自分であることにくつろげばくつろぐほど、一人一人の質＝ギフトがあふれ出し、ハートからクリエイティブに分かち合っていきます。そして、分かち合えば分かち合うほど、ゴールドは洗練されて行きます。一人一人があるがままの自分を愛し、ギフトを分かち合い、共に協力し合うこと。そんな関係性のことを「相互依存」と言います。相互依存とは一人一人が自立し、共に協力していく関係性。パワーゲームではなく、対等な関係性であり、新しい関係性です。相互依存はターコイズの補色のコーラルの色彩言語です。コーラルは新人類の色でもあります。

　淡路島でのリスニングのコースは関西のティーチャー４人でオーガナイズをさせてもらいました。今まで味わったことがない、とてもくつろいだの中で仕事ができたことにとても感謝しています。それぞれがあるがままの自分であることにくつろげたことで、それぞれのギフトを使って、共に協力して進めて行くことができました。こんなに楽しくて楽チンな感覚は生まれて初めてです。昔の私なら、他の人と比べて自分ができないことを恥じ、萎縮して緊張して、楽しめなかったことでしょう。「奉仕」ということに対しての感覚も変化しました。もっと軽やかなものになったのです。自分ができることを楽しみながらやっていこう♪というふうに。
あるがままの自分であることを許せば許すほど、周りもあるがままであることがＯＫになってきたように思います。自分や、周りをコントロールしないという感覚は、私が真に求めていた「自由」という感覚を私に与えてくれています。軽やかで自由な感覚です。この先もきっと、何度も「あるがままの自分を愛する」というメッセージをかみしめ、味あうことでしょう。スルメの様に(笑)。最後まで読んで頂いてありがとうございました。

春の目覚めに向け、過去からの流れを整理して、より大きな視野で未来のビジョンを描きなおす！「今しかできないこと」を着実に済ませ、新しいスタートが具体化＆本格化する前に･･･虎視眈々と準備を整える、そんな星回りです～☆

今月のハイライトは、2月3日の新月です。2月の新月（塑）は旧暦の1月1日、つまり旧正月にあたります！始まりの中のはじまり。2月3日といえば、邪気を払う豆まきでお馴染みの「節分」です。この新月は節分などの風習とも重なるため、より意識的に浄化を促し、意図や目的を糺し、厳かに新しいはじまりを迎えることができそうです。今月を象徴するような1日となるでしょう！

3日の水瓶座の新月は、翌日の立春とひとつにつながった物語のようになっています。新月では、「火星」が重なっているので、すごい邁進力をもつパワフルな配置となっています。意欲満々でアツイ状態です！水瓶座は、既存のルールや役にたたない概念を「今の自分」に「今の社会に」に適したもの、つまり普遍的なものに作り変え理想的な現実を創ろうとする、ちょっと風変わりで型破りなサインです。もしかすると、今まで我慢していたけど「コレっておかしいんじゃない？」と思うこと・・・不条理なこと、本音と建前の違い、不平等に対して、もう目をつぶっていることができなくなるかもしれなせん！！

新月は「スタート」のタイミングですし、ガツンと動きが出てきそうです。いつも通りにいかない、慣れないことに遭遇するなど･･･変化のはじまりは、安定していたもの（固まっていたもの・停滞していたもの）の崩壊や打開からはじまるので、一見悪いできごとに思えることも多いです。
しかし、『良い』『悪い』と判断するのは感情や、その時点の価値観です。出来事は、あくまでニュートラル。起こってくる変化を受け入れて“今までの判断基準や評価基準を変えてみる”＝既存の価値観から自由になる、視点を転換してみることが、スムーズに「変化」の波に乗るコツです～♪

新月は、天秤座「土星」と調和的な角度でつながっています。この時に決断したこと、行動したことは、いずれ具体的な結果となって実を結ぶでしょう！！ピーディーな「火星」からみれば、じっくり地固めをしていく「土星」の動きはじれったいかもしれませんが、着実に安全な足場を作ってくれる心強い配置です。

新月の翌日（立春）、水星と金星がそろって移動します。「水星」は水瓶座に、「金星」は山羊座にそれぞれ移動します。このころに始まったこと、このころにつながりのできた関係性は長期的で、社会や組織、またそれを超えたつながり（ネットワーク）へと広がってゆくでしょう。
単に個人的なつながりや、はじまりでなく、全体性や社会など＆未来へつながる大切なタイミングとなりそうです！着実性や実際性と同時に、美しさ、喜び、豊かさといった心地よいものを忘れずにいることで、潜在的な意識も、顕在的な意識も満足させることができるので、豊かな現実を育むことになるでしょう～♪キーワードは、偏りをなくすこと。バランスや、平等性がクローズアップされています。

18日獅子座で満月が起こり、その直後、魚座に「太陽」が移ります。そのあと「水星」「火星」も続々と魚座に移動します。水瓶座「海王星」と魚座「天王星」は、以前からミューチュアル・リセプションになっていたのですが、これによって水瓶座から魚座への流れが加速していきます。

1998年から続いて、2012年に完了する水瓶座海王星時代の「総仕上げ」の作業が、進みます。13年の間に起こった出来事が、どんなふうに未来につながってゆくのか？を感じさせる出来事があるでしょう。海王星が司るのは具体的ではない曖昧なもの。夢や心理パターン、深層心理、理想などなので、認識しずらいかもしれません。

獅子座の満月では、未来への閃きやビジョンが豊かなイマジネーションとなって、あなたのもとに降りてきそうです！！運命的な、不思議な縁があなたを理想の未来、目的へと導いていくでしょう。偶然の出会いや、何度も繰り返し耳にする言葉や、繰り返し見るカタチなどに注意を払っておいて下さい。何かのヒントが得られるはずです～☆また、過去は苦手であったものが、あなたの得意なことに変わったり、過去に傷ついたことが昇華されあなたの「パワー」として変換されるなど、ミラクルを目の当たりにするかもしれません。

20日頃から、魚座に天体が集中するので、過去からの出来事がクローズアップされます。過去から積み上げたものや、記憶から“価値”のあるものを引き出したり、心理面の浄化が起こったりするかもしれません。魚座はすべての星座の終着点、今までのサイクルで取りこぼしたものをすべて拾い上げ、終わりつつも、新しいはじまりを準備するという意味合いが強いサインです。

フライングですが、3月12日「天王星」が牡羊座に移動すると、スピーディーで止められない“新しい”流れやサイクルがはじまっていきます。

今のうちに
「必要なこと必要でないことを選別する」
「自分のビジョンや夢を再確認する＆ビジョンを共有する仲間を確立する」
「新しいサイクル、新しいビジョンに必要なアイテムを揃える」

ということをしておいて下さいネ！！