先月、６日に土星が天秤座からさそり座に移行しました！！今月１４日の新月＆日食もさそり座で起こりますよ～♪今月もさそり座に光が当たりますね（笑）日食というだけで、日ごろ隠れているもが表に出てくると言うのに、さそり座で新月が起こることで、そうとう深いところにあるものが出てくるかもしれません。また、日食は半年スパンの種まきのタイミング。新しい始まりに向けて破壊と再生の時期にもなりそうです。新月のサビアンシンボル「鴨に向かって進み出るハンター」のテーマは、心の中にある、行き場のない怒りや、強い衝動などを、遊びなどで発散すること。この時期は、奥底から沸き起こる破壊的なエネルギーを抑えることなく、発散させることが鍵になるでしょう。悶々とするかもしれませんが、２８日の月食＆満月のころになると、あ～！そういうことか！！と何らかの答えが見えてくるかもしれません。

先月は、さそり座について見て行きました。今月は、さそり座の守護星である「冥王星」について見て行きたいと思います。

崖から飛び込んだら上がるしかない、意志の底力を試す使者、それが、冥王星。時に、失意の底から再生するためには強い意志の力が求められます。人智を超えた変容力が、どの人の中にも眠っているのです。

冥王星の基本メッセージ
根本的な変容の力、破壊と再生、心の奥底にある抑圧された本能、並はずれた意志の力、隠された世界、孤独、コンプレックス、深層意識、極限から生まれてくるもの、苦しみとその理解、闇、死後の世界、数字の０

オーラ・ソーマ（Ｒ）では、冥王星のイメージカラーをディープマゼンタと見ています。ディープマゼンタは救済の色。暗闇の中でどうすればいいのかわからない時、疲れ果てた時、このカラーはそこには何もないように見えて、実はたくさんの可能性が秘められていることに気づかせてくれるでしょう。まさに、「火事場の馬鹿力（大阪ではくそ力（笑））」！！追い詰められた時こそ、本来眠っていた生命力が目覚め、大きなパワーが湧き上がってくるのです。そうして人は、限界と思い込んでいたラインを突破します。予測できない状況が起こり始めた時、運命とは自分の意識によってこんなにも開けてくるのだと実感するでしょう。限界は先入観にすぎません。このカラーは大きな変容をサポートし、エネルギーを回復させ、潜在意識に眠る力を呼び起こします。

冥王星の英名はPluto（プルート）。１９３０年に発見された月よりもまだ小さい星です。公転周期は２４８年。人の一生から見れば果てしなく思えるほどの、長い軌道を着実に進んでいます。天王星と同様に、傾いて自転していることなどから、特異な星とみられています。そして近年、惑星から外されてしまいましたね！あまりの遠さから、ギリシャ神話では冥界の王ハデス、ローマ神話では冥界の王プルトンと関連付けられるようになりました。太陽系外からのパワーを太陽系内に持ち込む存在とも言われています。

　人生のステージの中で、冥王星は絶体絶命の状況の中でどのように対処するのかを試す星。その結果、究極の力を授けてくれる存在。この星が物語るのは死後の世界であると言われ、神話では黄泉の国の番人とされています。しかし、死という移行の時期にしか経験できないということではありません。冥王星の意識とは、人生の大きな転換期に孤独を感じ、もう後ろには戻れないと腹をくくる時、信じられないような底力が自分にやってくるというもの。大きな再生の力を授かることで、潜在意識が刺激され活性化されます。冥王星は火星をオクターブ高くした波動を持つと言われ、破壊的で爆発的なエネルギーを持ちます。闇が深ければ深いほど、より大きなパワーとなって再生に拍車がかかります。

冥王星が発見されたのは、ヒトラーが政権を握っていた暗黒の時代であったと同時に、ガンジーがインドを独立へと導いた再誕生の時代でもありました。そして、第二次世界大戦によって世界は混とんとした時代を迎えましたが、そこから新しい時代の幕が開いたことも事実です。宇宙や社会といったマクロの世界で起こることは、一人一人の人生のようなミクロの世界でも起こります。例え私たちが失意のどん底に陥っても、再生する力を信じることができれば、以前よりもっと大きく羽ばたくことができるのです。

宇宙の形成原理を、生成、発展、破壊という三位一体思想で表わすことがあります。種を植えて、成長すれば、必ずそれを刈り取る時期がやってきます。私たちの中にある変えたくない、このまま守りたいという気持ちは、ちょうど成長したもの刈り取ることへの恐れといえるでしょう。成長させたものへの執着が強ければ強いほど、それを刈り取り、新たなものへ変えることに対する恐怖も大きくなるのです。しかし、魂の成長のためには、時には殻を破り、限界を突破する必要も起こってきます。もし、あなたが心の奥底から変容を望むのであれば、冥王星の根源的な力が再生を促してくれるでしょう。

　ディープマゼンタを上手に取り入れることで、冥王星の意識にバランスをもたらすことができます。ディープマゼンタを含むボトルやデイ―プマゼンタのポマンダーを使ってみるのもいいでしょう♪

　絶体絶命の状況の中で信じられないパワーを経験することがあります。この力はディープマゼンタのテーマと共通するもの。こういう時は、究極の再生力が与えられると同時に試されている時でもあります。例えば、全財産を失って人生を放棄した人と、再び立ち上がり一大事業を成し遂げる人がいるように・・・
運命を自らの力で広げて行くチャンスの到来でもあるのです。

　あなたの中に潜む冥王星の、破壊的で爆発的なエネルギーを常に解放してしまうと、すべての物事が極端から極端へとなってしまい、日常生活が破たんしてしまいます。たまったエネルギーを上手に変換することが大切です。ディープマゼンタは精神的にも肉体的にもケアする色。意識的に変換スイッチを入れるサポートになるでしょう。

　あなたの中の火星に象徴されるレッドのエネルギーを上手に扱っているでしょうか？レッドの情熱の衝動をダイナミックに扱えるようになってくると、さらにディープマゼンタのような冥王星の極限のエネルギーが出てくる準備が整います。太陽系の果てにある冥王星には、人智を超えた大きな潜在的なパワーがあります。岐路に立った時に、今度は底知れない生命力で再誕生が起こるでしょう。

　心の闇を見ないふりをしていると、いつまでも過去の辛さから抜け出せないかもしれません。乗り越える勇気がわいてきたら、闇に光を当てて、そこと向き合う機会を作りましょう。ディープマゼンタを取り入れることがサポートになります。救済の色であるディープマゼンタは深い心の痛みを癒し、今この地点から未来に向けて、あなたの可能性を再構築することを助けます。

最後に冥王星の前向きになる魔法の言葉をご紹介します。

宇宙の形成原理は生成と発展と破壊です。
さらなる成長のため　時には安心の砦から出る必要があります。
その勇気が、私の器を大きく成長させ　
本当の力を獲得することができるからです。
過去の痛みを明け渡し　力強い変容の流れを信頼して
私は不死鳥にように再生します。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

参考文献：オーラソーマアストロジー

スローダウンして、立ち止まり・・・軌道修正を！集合無意識の海が揺れ動いてゆきます。普段気づかないふりをしていたものに、隠してきたものや隠されていたものが個人レベルでも浮かび上がり、あらゆるレベルの手放しが起こりそうです。大掃除や膿だしを経て、やっと解き放たれる真実をみつける…大きく羽ばたく前の準備となる星回りです～☆

7日、射手座に滞在している伝令の星「水星」が逆行を始めます。すでに11月に入ってから、「水星」は逆行を控えペースを落としてきており、順行から逆行へ向きを変える準備で、凪ぎのように止まったような状態になっていたので、すでに、停滞感を感じたり、なんとなく調子が悪くなった人もいるかもしれません。この期間、焦って回復させようとするより、今できることに集中する。今は上手く進まなくても、最終的には上手くまとまり、時間が解決してくれることだと、どっしり構えていて下さい。

逆行はレヴュー（戻れ）のサイン！過去の振り返りや、見直し、再確認などチャンス。ゆっくりと時間をかけて丁寧に扱う必要があるもの、早急な判断で進めずに、今一度見直して修正していった方が良いものが、あるのだと思います。「洗練させる」「熟成させる」ことにウエイトを置いてみましょう。立ち止まって、後ろを振り返ることも人生の中では大切なこと。

「金星」はホームグラウンドである天秤座にいるので、人間関係は思いの他、いい感じで進んでいるのではないか？と思います。過去つきあいのあった人や、遠くにいる人と、久しぶりに連絡をとってみるのも良さそうです。同窓会や、帰省などの機会に恵まれるかもしれません♪

12日に6月から逆行していた「海王星」が順行に戻り、14日蠍座で日食（新月）になります。日食は新月のスーパーバージョン、大きな「節目」や「はじまり」です。この蠍座の日食は、5月21日にあった金環日食（新月）と繋がっています。今回の日食の影響は、2013年5月10日頃まで続きます。何か未来につながるヒントは6月頃を振り返ることで見出せるのかもしれません。その頃から、今までのことを振り返ってみて下さいネ。

日頃見えていなかったもの、隠れていたもの、隠していたものが露わになるのかもしれません。痛みを伴うかもしれませんが、むしろ、スッキリできるのではないでしょうか。蠍座での日食です！そうとう奥深くに隠されていたこと、隠れていたことが、オモテに出てくるような出来事が起こりそうです。深層心理とも言える、心の奥のさらにその奥から出てくる感情や思い・・・集合無意識の海全体から浮かび上がってくること。死と再生のテーマを担う蠍座、遠い祖先からのテーマなどが浮かび上がってくることだってあるかもしれません。日食の時に切り替わるというより、14日の日食を境に、明るみになってくるのだろうと思います。

はじめは、どろどろと渦を巻くような未知のパワーに気圧されるかもしれません。自らの内側にあった以外なものに、驚いて動揺することもあるでしょう。しかし、それもまた自らの「一部」です。

もしかすると、これは一人で処理するのではなく、そのことを誰かにシェアーしてみると良いのかもしれません。一人で取り組んでいる時は「手に負えない」「どうしたらよいか分からない」ことであっても、客観的な視野がもてる他者ならば、より冷静に沈着に打開策を提案してくれることもあるでしょう。違う視点を与えてくれることでヒントを得たり、ちょっと手伝ってもらうことで乗り越えられたり、癒しが進むこともあります。

17日に情熱の星「火星」が山羊座に移動します。山羊座に「冥王星」と「火星」となると、非常に着実で堅固でありながらも、何が何でもやり遂げるぞ！という気迫を感じます。逃げずに、しっかり向き合ってゆくことを応援してくれそうです。

22日「太陽」が射手座に、「金星」が蠍座に移動し、空気がふわっ～と軽くなりそうです。さらに27日に「水星」が順行に移り、後回しにせず今目の前に出てきたことを集中的に処理しよう！という、前向きなパワーが出てくるでしょう。袋小路に迷い込んだようになっていた方は、明るい光が見えてきてほっとできると思います。

28日双子座で月食（満月）になります。この頃、新月から噴出してきた「膿」や「澱」、今まで避けていたことと向き合うように促された出来事や、一見「破壊的」に見える出来事が『何のために起こったのか？』がおぼろげながら分かってきます。新しい展望や、これまでならば選ばなかったような選択肢に目がいくようになってきます。ほんの少し“脱皮”を成し遂げた成果を感じるでしょう！

見直すべきものは見直し、省くべきものは省く。見たくないものをしっかり見ることで、「全体」を見るということを養い、失くしていた自分の欠片と出会う。しっかり影と向き合っただけ、あなたは大きく羽ばたける。ちょっとばかし落ち込むようなこと、一瞬何かを失ったように見えることがあったとしても、その背後にある大いなる「意図」や「計画」を信じ、がつんとブレイクスルー（脱皮）して参りましょう！！