今年は２００９年から２９番ボトル「起きて進め」に着目！このボトルが教えてくれるテーマは、物質的な側面（レッド）に心がとらわれすぎると、自分の深みに存在する平和、安らぎ（ブルー）と切り離されてしまうことがあるということです。生きていく上で必要な食べ物やお金、家など、サバイバルの問題に不安や恐れが強調されすぎると、天国は失われます。ですが、レッドが表す現実、母なる大地は常に私たちに様々なギフトを与えてくれいます。そのように大地としっかりつながり、くつろげるとき、潜在意識に存在するブループリント（魂の目的）につながります。それは、魂が目覚めることであり、意識的に喜びを通して現実の世界で奉仕を行っていくこと。そしてそれが、「起きて進め」です。

そこで、今年１年はレッドが含まれるボトルと、ネイティブアメリカンの知恵が詰まった、メディスン・カードをご紹介していきたいと思っています。ネイティブアメリカンは同じこの地球に住む様々な動物からいろいろなことを学んでいます。常に母なる地球は様々な方法で私たちにたくさんのギフトを与えてくれているのです。ネイティブアメリカンの知恵を通して、その豊かさを分かち合えたら幸いです＾－＾

テーマ＊スペース
アファメーション＊私にはしなくてはならないことをするスペースがあります
タロットカード～運命の輪

今年はレッドをテーマにボトルをご紹介していますが、来年の20１0年に向けて残りの3カ月は補色のグリーンのボトルをご紹介したいと思います。

「Go hug a tree」 これはオーラソーマの生みの親であるヴィッキーがクライアントに対して実際によく言っていた言葉です。疲れていたり、ストレスがたまっていると、私たちはいっぱいいっぱいになってスペースがなくなります。そんな時、木を抱きしめるとリラックスし、リフレッシュできてこころにゆとり、スペースができます。自分のスペース（時間や空間）がない時は、休養をとって実際に木を抱きしめてみましょう。ヴィッキーとマイクが共に過ごした7年間、ヴィッキーが心臓を患っていたため、彼らは毎朝、散歩をしたそうです。そして、ちょうど半分ぐらいになると、毎日ヴィッキーは木を抱きしめ、木と親しく交わりました。そうすることによって、彼女はもう一つの意識状態にとても早く移行することができたそうです。この習慣は日常の背後に横たわる大いなる自然の力に触れるためであり、内なる静けさを経験するためでもありました。木は私たちと違って地球を動き回らないため、同じ視点からいろんなことを見ています。そして、人が木にチューニングすると、木の意識につながり地球上のいろんな木とつながることができる可能性があります。地球は太陽の周りを回転し、その太陽も銀河系宇宙の中で一定の軌道を描きつつ回転しています。そして、銀河そのものも大宇宙の中で軌道を描き・・・・、というように果てしなく続きます。木には年輪があり、時間におけるスパイラル（渦巻き）を象徴しています。だから木にチューニングすると、いろんなスパイラルを感じることができるでしょう。そして、どの年輪にもその過ぎ去った年を記録する情報が含まれています。このボトルはスパイラルに関係しているのです。また、このボトルはタロットカードでは「運命の輪」に対応しています。運命の輪、それは時間と因果のパターンのサイクルを現し、過去に巻いた種を私たちは刈り取っています。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

19 バッファロー　　～豊穣～

バッファロー・・・　生命というギフトを携え、おまえはやって来る。祈りが聞き届けられた時、草原に土煙が上がる。不死鳥の姿をした土煙、聖なる言葉とともに私たちは再生する。

ラコタ族の伝承によると、ホワイト・バッファロー・カーフ・ウーマンが人間に聖なるパイプを与え、祈りを教えたという。パイプにはタバコを詰める。タバコは男性メディスンと女性メディスンの両方を備える。パイプの柄は、女性の中に入り生命の種を植え付ける男性を象徴する。男性と女性が一つになったとき、グレート・スピリットの神聖なエネルギーが流れる。パイプにタバコを詰める行為は自然界のすべてのファミリーをひとつにする意味がある。ファミリーのメディスンが統合され、祈りとなって天に届く。だからタバコの煙はとても神聖だ。浄化であり、目に見える祈りだ。
ネイティブ・アメリカンにとって「神聖でない動物」などいないが、ホワイトバッファローはとりわけ神聖だ。ホワイト・バッファローは祈りが聞き届けられ、聖なるパイプが承認され、予言された約束が成就する時現れる。豊饒を告げるアニマルだ。大草原地帯に住むネイティブ・アメリカンには、バッファローが生活の糧だった。その肉は食料に、毛皮は衣服になった。柔らかく暖かな毛皮は長い冬を乗り切るための外套だ。蹄からはニカワが取れた。バッファロー・メディスンは受けた恵みの感謝、賞賛、祈りである。バッファロー・メディスンはまた、「豊饒は自然界のあらゆる兄弟姉妹の神聖さを敬い、創造の全領域に感謝を捧げる時に与えられる」という知恵だ。
バッファローは自らギフトとして人間に与え、その肉体が、精霊の国へ旅立つ前に最良の目的のために使われるよう望む。だから人間のハンターを見てもすぐに逃げ出したりはしなかった。バッファロー・メディスンを使うには、神聖な意図を持ってパイプをふかし、すべての人種、生き物、国家、個人が共有する生命の豊かさを讃えることだ。仲間の幸福のためにパイプを使い、あらゆる存在が調和して生きられるよう祈ることだ。大いなる神秘をも内包した「全体」の調和を願うのがバッファロー・メディスンである。バッファローのカードを引いたら、「あなたのエネルギーを祈りのために使い、他の誰かが祈りの中で尋ねた質問に答える器に、あなたがなる」よう求められている。あるいは、「あなたの道と必ずしも一致しない他のすべての道の神聖さを認めよ」というメッセージかも知れない。それが悲しくても、他人の道を尊重するのがバッファロー・メディスンだ。「人生」の意味と「平和」の価値を再確認しよう。悟りと平安のために心を込めて祈り、恵みに感謝を捧げるなら、渾沌の渦中にあっても平常心を保つだろう。何事も自分ひとりでやっている気になるのは大きな間違いだ。事が成就する時、そこには常にグレート・スピリットの助けがある。「グレート・スピリットの助けを求める謙虚さと、恵みへの感謝を忘れるな」とバッファローは告げる。

10月の空模様　～By  Hoshitane*

2008年11月

2008年10月

2008年9月

2008年8月

2008年7月

2008年6月