２０１０年の数字から今年は21番のボトルに注目！！
21番のグリーンとピンクは共にハートチャクラの色です。
私たち一人一人が自分自身を愛し、受け入れハートにもっと意識・気づきを向けることでハートが開き、それぞれが自分のハートに宿る真実に触れて行く年
・・・そんな1年であると確信しています。

今年はハートの色グリーンを中心にボトルをご紹介していきたいと思っています。

３８番　トルバドール（吟遊詩人）II / 識別　　
バイオレット・グリーン

テーマ＊洞察～意識と潜在意識のバランス
タロット＊カップのクィーン
カバラ＊水の世界のビナー
アファメーション＊私は私の感情に名前を付けます
過去性＊天使界との関連、中世吟遊詩人

このボトルは二本目の吟遊詩人。吟遊詩人とは12世紀から14世紀頃にヨーロッパ各地を旅した集団です。彼らは教会の教義にたびたび対立したキリスト教神秘主義を信仰していました。これが迫害や異端審問の原因になりました。教会の迫害と言うことを別にすると、吟遊詩人は歌や踊りや芝居のようなクリエイティブな方法を通してメッセージを広めようとした人たちです。彼らは人への奉仕（バイオレット）のために、彼らの真実（グリーン）を表現しました。1本目の吟遊詩人17番も38番も同じように迫害について語っています。これらのボトルが選ばれる時、過去において異端審問などで迫害された記憶がある可能性があるのです。そして、他のものに奉仕する中で真実を表現する必要性や、あるいはスピリチャリティーに関連した何かハートからの真実を知る必要性を映し出していることがよくあります。では、17番と38番の違いは何でしょうか？
色の組み合わせは17番も38番も同じです。ただ、上下が逆になっています。38番はハートに対応するグリーンの上に頭のバイオレットがきていて、色が体に対応して正しい配列になっています。38番のもう一つのタイトルは「識別」です。頭（バイオレット）がハート（グリーン）と正しくつながる時、人は識別の質を発見します。ハートがこう言うと、頭は別のことを言っているということがよくあるかもしれません。識別の質をもたらすために、私たちはハートの中にある真実を見つける必要があります。そのためには、フィーリングが思考によっていつも妥協してしまう代わりに、思考がフィーリングに耳を傾けてあげる必要があります。頭、思考は、ハートの真実が言っていることを理解しなければなりません。識別にはある程度の知識が必要です。そしてこのボトルの中に、2番「ピースボトル」のブルー・ブルーが隠れているように、「平和」の質は重要な基礎です。そして、このボトルがタロットカードにおいて、女性性、受容性を表す水の元素のカップの世界に属し、その世界のクィーンに対応しています。カップのクィーンは成熟した感情と直感を持った探究者です。生命の樹でビナーに位置することからもわかるように、女神の力とつながっています。ハートに関するあらゆるレベルの苦痛を癒します。特にハートよりもマインドが勝っている時に効果があり、スピリチャルな事柄に対して抱いている誤解や幻想を解放します。そして、サイキックな能力とスピリチャリティを一つにします。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

奈良～水の旅～

先月に引き続き、奈良の旅のお話です。先月は奈良の旅に至った経緯、そして新しく誕生した107番の大天使ツァフキエルとのつながりについて書かせていただきました。その鍵は「水」であり、そして、水＝真実＝意識＝光。奈良の旅では、たくさんの水の恵みを感じることができました。

まず、初めに訪れたのが丹生川上神社です。宮司さんが丁寧にいろいろお話をしてくださいました。この神社は日本最古の雨乞いの神様とのこと。平安時代になり貴船神社ができるとこの神社は次第に忘れ去られてしまったそうです。ちょうど、一緒に旅をした4人のうち2人が前日に貴船神社を訪れていたからびっくり！！つながっています（笑）そして、祈雨の時には黒馬を、祈晴の時には白馬を献上したとのこと。オーラソーマでも馬は感情＝水の象徴。先月、龍神とレイラインのつながりについて書かせてもらいましたが、孫悟空のお話で三蔵法師を乗せる白い馬が出てきますが、この馬はもともと龍だったのです。龍＝馬＝水。龍は古来より水を司る霊獣として信仰されてきました。風水師が龍脈と呼ぶところを、地質学的に調べたところ約8割の確率で地下水脈と重なっているそうです。この神社のすぐ横には丹生川が流れています。
また、この神社で気になるのは「丹生（にう）」という名前。以前、私はコーラル＝朱色から、この丹生についていろいろ調べたことがあります。丹生とは水銀が産出するところ。そして、水銀が含まれる土は朱色をしています。水銀朱といえば、古代の日本においては葬礼に欠かせない鉱物です。棺や郭、石室には、朱が塗られていることがよくあります。水銀朱の防腐作用が遺体の再生の助けとなり、黄泉がえりを願って遺体に塗られていた時代もありました。日本では中央構造線沿いに水銀が産出する場所があり、奈良もその一つ。今はダム建設で水没してしまった丹生川上神社上社では、境内地から水銀朱を精製したと思われる縄文中期の石皿が出土していたことが最近わかったらしいのです。お気づきのように水銀にも水が付いていて、鉱物でありながら液状です。また、水銀は錬金術で欠かせない鉱物のひとつ。いろいろつながっていますよね～
そして、宮司さんが貴重なものをくださいました。それは神様にお供えした果物などです。これを直会（なおらい）というそうです。直会とは、神霊が召し上がったものを頂くことにより、神霊との結びつきを強くし、神霊の力を分けてもらい、その加護を期待するもの。直に会うと書いてなおらい。神様と同じものを食べることによって、体と心が神に近付いていく。宮司さんがわかりやすくお話をしてくださいました。貴重な体験に感謝です。心もお腹も満たされました＾－＾

次に訪れたのが龍泉寺。泥川温泉のすぐ近くにあり、修験道の大峰山系に入る前に、身を清める場所です。ここでもたくさんの水がありました。お寺の名前のように、絶え間なく水がこんこんとわき出るところや、身を清めるための滝もありました。ここに訪れるのは3回目。修験道の開祖、役行者（えんノぎょうじゃ）が祭られています。役行者は謎に満ちた人物です。私が役行者を知ったのは中学生の時。「宇宙皇子」という長編シリーズの小説に夢中になっていたのですが、その中に役行者が登場します。そのころはなぜ、この小説に夢中になるのかわからなかったのですが、今となるとなるほどな～と思います（笑）

　翌日、いよいよ天河神社へ！梅雨のさなかに抜けるような青空。ぴーかんです♪何度来ても、毎回新鮮で心も体もリラックスして、軽やかになります。はじめて来たみんなもご満悦でした＾－＾そして、ここでも貴重な体験が待っていました！稲荷神社のお祭りに参加できたのです。地元の方が参加する小さなお祭りでしたが、みんなでマントラや般若心経をあげ、手作りのお稲荷さんを頂きました。稲荷神社のお祭りで頂くお稲荷さんはなんて美味しんでしょう！！今までで一番美味しいお稲荷さんでした（笑）ちくわなどの神様へのお供え物も頂きました。盛り上がったのが、餅投げ！！宮司さんが、お餅やお菓子などを投げてくれるのですが、おばちゃんもおじいちゃんも、私たちもみんな子供に返って、大はしゃぎ！！（笑）餅の中にいろいろな野菜が書かれているものもありました。私が拾った餅の中に茄子と書かれたものがあったので持っていくと茄子を1本くれました。これで終わりと思っていたら、びっくり！！これは神託だそうです。宮司さんによると茄子は花をつけると、その花から必ず実を付けるそうです。成就のご神託を頂けて、とってもうれしかったです♪思わぬところからやってきたギフトに感謝！！

　そのまま近くのみたらい渓谷へ！またまた美しい水の恵みを一杯もらいました。川辺でまったりしながら、頂いたちくわをぺろり♪気持ちいいところで、直会（なおらい）を頂けるって本当に幸せなことです。

　今度は、円空が彫った仏像を見に行って、明日香に寄りながら、三輪神社の近くの宿へ向かいます。改めて考えると、奈良にはたくさん素敵なところがあるんですよね～近くにいながらなかなか行けませんが。

　次の日は本降りの雨となりました。水のエネルギーに包まれます。三輪神社は日本最古の神社と言われます。大物主大神を主祭神とし大己貴神（おおなむちのかみ）、少彦名神（すくなひこなのかみ）を配祀。日本神話には、次のようなくだりがあるそうです。大国主神（大己貴神）は少彦名神とともに国造りをしていたが、国造りなかばにして少彦名神は常世に帰ってしまいます。大国主神が「この後どうやって一人で国造りをすれば良いのだ」と言うと、海原を照らして神が出現しました。その神は大国主の幸魂奇魂（和魂）であり、大和国の東の山の上に祀れば国作りに協力すると言いました。その神は御諸山（三輪山）に鎮座している大物主神。大物主神は蛇神であり水神または雷神としての性格を持ち稲作豊穣、疫病除け、酒造り（醸造）などの神として篤い信仰を集めています。また国の守護神（軍神）、氏族神（太田田根子の祖神）である一方で祟りなす強力な神（霊異なる神）ともされています。ここでも、また水の神様です。蛇と龍、どこかでつながっているかもしれません。

　
今度は長谷寺へ。長谷寺も来たのは2回目ですが、前回には気づかなかった大きな発見がありました。このお寺のシンボルマークが円を二つ重ねた「ベシカパイシーズ」だったんです！これと同じものが、イギリスの聖地「グラストンベリー」にあるチャリスの井戸の蓋に描かれています。ここはキリストの血を受けたと言われる聖杯が沈んでいるところで、今も枯れることなく水があふれ出しているとても清らかで美しいパワースポットです。このチャリスの井戸の水がオーラソーマのボトルの下層にも含まれています。ベシカパイシーズの２つの円が重なったところは、魚のような形をしていて、子宮を象徴していると言われます。魚はキリストの象徴であり、キリストの血を受けた聖杯の聖杯とは子宮のことであり、タロットカードで聖杯（カップ）は水＝女性性＝受容性＝愛情などを象徴します。子宮も子供ができると羊水が形成され、それは海と同じような成分で構成されています。また、タロットカードの大アルカナの「世界」のカードにはこのベシカパイシーズが描かれています。
　長谷寺には十一面観音が祭られていまが、この十一面観音の頭がいくつも積み重なった形こそ、水がこんこんとあふれ出す様子を表しているのです。イギリスのレイライン上に存在する、グラストンベリーのチャリスの井戸と、日本のレイライン（太陽の道）上に存在する、長谷寺。国を超え、時代を超え、同じシンボルがここに存在する神秘。鍵は「水」、さらなる探求は続いていきそうです。一緒に旅をしてくれたみんなに感謝です。最後まで読んで頂いてありがとうございました。

8月の空模様　〜By  Hoshitane*

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