2月3日の節分を終え、4日立春からいよいよ、2015年が本格的にスタートしますね~!!4日立春は、獅子座の満月とも重なって大事な節目になりそうです♪今、獅子座に木星もいて、「月」が「木星」と重なり合って満ちる月は、獅子座のテーマである、「個性の開花」を促してくれそうですよ~!ワクワクしますね♪
今月のコラムでは、2015年の数字を一ケタずつ足して導き出されるイヤーナンバー「8」を見ていくことで、今年の流れにうまく乗っていくコツをお伝えしていきたいと思います♪
□□8 法則
8は極めて明確に2×2×2、あるいは4+4として理解されます。隣り合う2つの正方形のシンボルは、本来曲線を含まない塊であった物質の、2つの視点を表しています。8はゼロへと回帰する無限性のこだま(反響)です。
アラビア数字としての8は上下に重なった2つの円で、上が大宇宙の顔を、下が小宇宙の顔を表しています。天にあるものはまた、地にもあるのです。
8があらわす「法則」とは宇宙の法則であるとともにカルマの法則でもあります。2つの正方形によって象徴される2種類の視点とは「見るものは見られるものでもある」ということを表しています。「裁くものは裁かれる」のです。そうでなければ、原初の創造的エネルギーは、それ自体を経験することはできなかったでしょう。
中国の易では8種類の根源的な力が掛を使って表され、8の法則が別の表現で示されています。また、量子力学では4種類の根源的な力が考えられています。8はまた、ここでも2つの視点をとるのです。
8は、プラス(陽)とマイナス(陰)のバランス。個人として立ち、力を持ち、外側に向かって欲しいものを取りにいく在り方と、個を超えて、ただ開いて自然にゆだねて待つ在り方。言い換えれば、自分が宇宙の中心であるという感覚と、自分は宇宙の塵に過ぎないという感覚が同時に存在していること。
8のテーマは「パワー」、「お金」、「形にすること」、「実現」、「達成」、「願望」、「成功」、「権威」、「バランス」、「ヒエラルキー」、「率直」、「公正」
鍵となるのは「欲望」にイエスと言うこと。自分が本当に何を欲しているのかを知ること。そして、パワーに対する恐れを克服すること。
この8のエネルギーをうまく扱えない時、バランスが崩れている時は、どちらかに偏ってしまう、下記のようなテーマが出てきます。
支配、暴君 ⇔ 犠牲者、無力
物質主義、貪欲 ⇔ 貧乏意識、けち
コントロールする ⇔ 無力感、無関心
組織化されすぎた ⇔組織立っていない
欲望を追いかける、目的志向 ⇔ 自分の願望を認めない
失敗への恐れ ⇔ 成功への恐れ
好戦的、独裁者 ⇔ 弱者、卑屈
野心 ⇔ 負け犬、志に欠ける
傲慢、お高くとまる ⇔ 上昇志向、こびへつらう
ものごとを操る ⇔ 統合性のない
8のエネルギーを体得するアファメーション
「私は世界の中で、真の欲望を満たすことができるパワーを持っています。」
次に、タロットカード「8:正義」について見てみましょう。中心の女性はエジプトの女神「マート」。マートはアヌビスと共にあの世とこの世のゲートキーパーの役割をしていると言われます。日本で言うと、閻魔大王のような存在でしょうか。2つの柱は布でつながっていて、相反する2つのもののバランスを表し、女神マートはその真ん中、中庸の位置に座っています。
長い剣は、優れた判断力を表し、対立するものを客観視して、より大きな視点から判断できることを表しています。天秤は「アヌビスの天秤」と言われ、心臓と羽をはかります。羽は軽やかさと清らかさの象徴。ハートは軽やかで清らかであるのか?公正明大に物事を見れているのか?天秤の両方の重さを均等にしようとする努力は、どちらかに勝利を与えるものではありません。対立する2つの力が融合して、次元の高い結論、発展的なヴィジョンを生み出すのです。
精神と物質、内面と外面、自分と他者、対立するものの重さを秤ではかり、何が一番正しいのかを判断するときに、ハートの軽やかさがとても重要な鍵になります。
「8」の今年は、対立する2つのものバランスを取ること、どちらも見ることで全体的視野を手に入れることが大きなテーマになるでしょう。全体的視野を手に入れることで、力の使い方にもバランスがもたらされ、具現化が促進されます。
対立するどちらかを嫌い、避けようとすればするほど、それを見る出来事がギフトとして起こってくる1年であるとも言えますね~(笑)また、それを見ないようにコントロールすればするほど、混乱していきます。
見たくなかったもの、避けてきたものを見るというギフトは、はじめはイライラしたり、不安になったりすることでしょう。その苦手としてきたものこそ、実は豊かさへとつながる鍵でもあるのです。なので、イライラや不安感がやってきたときこそ、チャンスだと思って、勇気をもってそれに対して開いてみてください。思考は一つの枠こだわり抵抗するので、頭ではなく、ハートを開いていくことが鍵です。いつも見てこなかった部分が実は大事な部分であったと知り、統合されるとき、ハートは真に軽やかになります。 |