2007年8月

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85番  「タイタニア」 ターコイズ・クリア
テーマは「新たなる時代のつながり・内なる灯明」。アファメーションは「人生は愛です。私は人生を愛しています」 タイタニアという名は妖精の女王を表しています。妖精の女王は小さな妖精たちの世話をしており、大地の生き生きとした側面 を人格化したものです。妖精たちは、半分は現実の世界に残りの半分はもう一つの領域に生きています。妖精たちはとてもやさしくてかわいい存在ですが、別 の側面では自然という粗雑な側面をサポートしています。自然は信じられないほど強い力を持っています。タイタニアはこの力をつかんでいるのです。そして、彼女は身体性を超えた微細なエーテル界とも関連しています。86番「オベロン」クリア・ターコイズ のボトルは妖精の王様であり、タイタニアの夫です。ともにターコイズに光(クリア)が組み合わさっています。この光はターコイズのメッセージ「個性化のプロセス」「ハートからのクリエイティブなコミュニケーション」をより、強めます。個性化のプロセスとは心理学者のユングが作り出した言葉です。自己とのより大きなつながりを通 して私達がもっと個性化していくと、同時に私達は集合無意識につながるようになるということ。自分の中心とつながることで文化的・教育的枠組みを超えた原型的なエネルギーの源に開かれていくのです。個性化のプロセスがハートからのクリエイティブなコミュニケーションを生み出します。それがより洗練されてくるにつれ、精霊や妖精、天使といったものにもっと気づくようになるかもしれません。また、もっと大地のエネルギーに気づきが起こってくるかもしれません。私達がものの深みを探求する時、妖精の女王と王様は微細な領域の深みを象徴し、クリエイティビティを通 してこの微細な領域とつながることができます。 また、タイタニアはタロットカードでは「戦車」の第2レベルです。最後に試される信頼がシンクロニシティとして現れます。偶然、気のせいと片付けてしまうのか、直感を信頼していくのか。そして、個性化のプロセスを通 してもう一つのレベルへと向かう旅が始まります。原型的なエネルギーの源へと開いていくことによって、私達の変化はシンクロニシティとなって現れるのです。
カラーエッセンス (自分自身のチャクラとともに、地球のチャクラともつながることをサポート)
ホワイト
すべての次元に深い浄化と調和をもたらします。マインドを鋭くし、新たな洞察力を得て、理解し、自分が新鮮になるのを感じるのを助けます。どのような状況にも光をもたらします。判断なしにはっきりと自分の投影を見つめることで、私達は他の人を理解し、彼らと共にいられるようになるでしょう。植物のエネルギーとして谷間のゆりが転写 されています。谷間のゆりは落ち着き、浄化、明晰さをもたらします。元気を取り戻し、新たな成長へと向かうのを助けます。木のエネルギーとしてはモクレンが転写 されています。モクレンは浄化と清めを促します。自分に対して、あるいは他の人との関係での傷つきやすさに気づいていくことをサポートします。そして、真の自分の力強さを発見することを助けます。クリスタルはクォーツムーンストーンが転写 されています。クォーツは内なる自己と明晰なコミュニケーションをすることを助けてくれます。他のすべてのエネルギーをも強めることによって、凝縮された光は、強烈に浸透し、問題になっている事柄に光をあて、闇の部分を照らします。ムーンストーンは内なるヴィジョン、知恵、力を高めます。感情のバランスをとり人が知識を深めるのを助けてくれます。新しい創造的な計画に取りかかるとき、あるいはそれを考案するときに役に立ちます。繊細な部分での苦痛を取り除くことで、自分の「才能」との結びつきができます。鉱物は銀が転写 されています。は女性性のバランスをとり、クンダリーニの流れを整えます。
観音に生きる
いよいよ夏本番ですね!みなさんはいかがお過ごしでしょうか?私は、もともと持っていたアレルギーが再発し、目の周りと鼻の頭に湿疹が出て、ただ今生活習慣を見直しているところです^^最近、不規則な生活が続いていましたから・・・(笑)そんな中、始めたことが「観音経」を毎朝唱えること。きっかけはスイスの山頂で瞑想した時、観音さまの守護を強く観じたこと。今まで自分が歩んで来た道のりには常に観音さまの存在があったことに気づくとともに、感謝の思いがこみあげてきたからです。サロンの名前「かのん」も観音さまから頂きました。33ヶ所観音巡りにも行きました。でも、どこまで自分は観音さまのことを知っているのだろうか・・・。そんな思いで観音経を唱え始め、以前主人からプレゼントされてそのままになっていた『観音に生きる』という本を読ませていただきました。今回はその本の中に紹介されている観音さまについて一部をとりあげ書いてみたいと思います。

観音さまのお名前を知らない人は少ないでしょう。それほどにみんなに親しまれてきた菩薩様です。観音さまの美しい容姿を、ただじっと見つめているだけで、心が洗われます。私も観音さまのお姿を前にしてじわっと暖かいものがこみ上げ、何度か涙を流した経験があります。「観音」というお名前は「観世音」というのが正しいです。観音さまは、インドではアバロキテーシュバラといいます。これを中国で、観世音菩薩、観自在菩薩と漢字に直されました。この名の通 り、世の中の音を観る、自在に観るということです。「観音経」の一節に「もし無量 百千万億の衆生があって、もろもろの苦悩を受けるに、是の観世音菩薩を聞き一応に名を称ふれば、観世音菩薩即時に其の音声を観じて皆解脱を得しむ」とあります。一心に観音の名を称えれば、色々な姿に変わって、どんな私たちの悩み苦しみも見逃すことなく救ってくださるという意味です。即ち「世音を観ずる」というお働きを表しており、音声を聞くのではなく、観じ、観るところにお働きの深さが見えています。無言の叫びともいえる心の悩みを救うには、この「観」でなくてはならないからでしょう。これこそ、慈悲のお働きといえるものです。

観音経の中に、われわれが事物を観察する時の正しいあり方について書かれた「観音の五観」というものがあります。まず、一つ目は「真観・しんかん」です。真観とはこの世の中のすべては因縁によって生起するものであるから、その因縁が無くなれば、すべては存在しないという「空観・くうがん」をいいます。二つ目の「清淨観・せいじょうかん」は、だが何も無いといいながら実際にはすべてのものが存在しているという現実に眼を向ける「仮観・けがん」の教えです。そして、「広大智慧観」はそのいずれにも執われない両方の「観方・みかた」を止揚して不二とみる「中道観」をいいます。いずれにも執らわれない心が大切ということでしょう。以上の3つの観方は主として自己のものに対する真実の正しい在り方を得る智慧の働き、「自利・じり」の立場にあります。次の「悲観」「慈観」は「利他」の面 を重く説くものです。「慈」は「与楽・よらく」、人の喜びを自分の喜びとすること、「悲」は「抜苦・ばっく」、人の苦しみを自分の苦しみとする、いずれも「思いやり」「暖かい」心の働きをいいます。慈悲の心でこの世の一切を観ておられる観音さまを心に念じ、思い描くこと。観音経の中では、観音さまにわれわれがお会いできたなら、菩提心を起こすことだと説かれています。菩提心とはわれわれ一人一人が観音さまになろうと固い決意を持つことなのです。誰もがことごとく観音さまになろうとして生活するならば、この世が観音浄土になるでしょう。

観音さまは、蓮の花を持たれています。蓮の花は沼地に花を咲かせます。汚い沼地に根を下ろしても、その汚れをよそに、佳麗な華を咲かせるのです。人の心も同じです。たとえ環境が悪くても、清浄なすばらしい心をもつことができるのです。人間だれしも、仏・観音さまの心をもっていることを、蓮は意味しています。これは何を意味するのでしょうか。私達が苦しみを感じるとき、周りのせいに、環境のせいにしてしまうことがよくあります。ですが、実は苦しみとは私達のものの見方、心の持ち方によって変わる可能性があるということなのではないでしょうか?苦しみは自分の心が生み出しているということなのです。観音さまが説かれる事物を観察する時の5つの正しいあり方を持ってその苦しみを観たとき、そこに光が差し込み、明晰にものを観ることができるようになります。苦しみとは偏ったものの観方、執らわれの心が生み出すものなのです。偏り、執らわれをなくして、慈悲の心を持つことができたなら、それこそまさに苦しみはなくなり、本当にわたしたちが求める幸せがやってくるでしょう。

観音さまが私たちを救われるように、私たちも周りの人々を救うのです。これはたいそうなことではなく、ちょっとした思いやりです。”慈悲”の心です。慈悲の”慈”とは友情、この友情は特定の友のものではありません。また人間だけとも限りません。私たちをとりまく自然のすべて、鳥や魚、みんな友達です。同じ空気を吸い、同じ水を飲む仲間たちだ、と実感するのが”慈”です。”悲”はうめき・痛み、友の痛みやうめきを、自分のものとして受け取る心、人の苦しみを自分の苦しみとして受け取る心です。大自然の喜びや苦しみを、自分のそれとして受け取れるのが「もののあわれ」です。この慈悲をもって、人間らしい道を生きていきなさいというのが観音さまの教えです。そうして、観音さまは、あなたがいま、そこにいるように、会いたいと思えばすぐ会えるように、私たちのすぐ身近に、私たち自身のなかに、さまざまな姿形をして私たちとともにいらっしゃるのです。

そして、観音さまは優しくおっしゃいます。

観音さまはあなた自身ですよと・・・
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