激しい流れの中で、流されてしまわないよう~自分の中心~に、しっかりと「錨」を降ろす作業をし、ブレない中心線を構築しながらも、新しい船に乗って航海へと旅立っていることを実感する確実性、一貫性のあるダイナミックな星回りです~☆
まずは1日、蟹座の部分日食(新月)で幕を開けます!ちょうど牡羊座に「天王星」が、天秤座に「土星」、山羊座に「冥王星」が位置しています。蟹座の「太陽」、「金星」が入って、ゆるいグランド・クロスが形成されます。これは2010年の夏頃に起こった“カーディナル・クライマックス”を彷彿させる配置です。激しく変容を迫られた体験をされた方も多かったと思います。
昨年は、このままではダメだという思いや、既存のシステムへの違和感や行き詰まり、物事の終わりに意識が向いていたり、変わらなければ!と思ったものの「どうしたらよいかわからない」という混沌や、「変化についていけない」という心細さに意識が向いていたと思います。2011年の今「このままではいられない」「やってみるしかない!」という方向へ意識や言動が向いてきているのではないでしょうか?
新しい世界を切り拓くという意志や情熱の高まり・・・その結果、避けてきたことも、隠してきたことも、抑えていたものも、そのままではいられなくなります。少し、しんどいと思える見直し作業をともなうかもしれません。
日食の影響は、次の日食11月25日まで続きます。日食は無意識」にあるもの、深い感情の底にあるものの【力】が大きくなる時・・・見えているものと見えなかったものが反転して映り、物事が逆転する!一見ネガティブな状況こそが、閃きや気づき、統合を促します。足踏みするようなことがあったり、足をひっぱられる感覚がある時こそ「何が原因か?」「何を学ぶべきか?」「どうしたら上手くゆくのか?」を考える機会を自分自身に与えることができるのです。成長や発展、脱皮のためのプロセスや、軌道修正するための素晴らしい機会の到来と、ポジティブに捉えてくださいネ~☆
この日食は6月の日食~ひとつながりになって、段階的に発展を促されている感覚があります。もっと言うと2009年7月(今世紀最大の皆既日食)、2010年7月の蟹座の日食とも脈々と繋がっています。いわば、蟹座の主題の総仕上げともいえる日食と言えます。蟹座のテーマにある基盤やルーツに関係して、家族のテーマや、民族全体のテーマということに段階的に光が当たってきています!「大いなる源」にふたたびつながることが人類全体のテーマとしてやってきているのかもしれません。
今年の前半は天体が集中してダンゴのような状態になってせいか、非常に展開が早く、アップダウンが激しかったのですが、天体がずいぶんバラけてきて、それぞれがそれぞれの役割をしっかりとこなし、着実に進んでいる時期ですので、むしろ安定感を感じるかもしれません。
このときにしっかりと基礎や基盤を固めていって下さい。根っこをしっかりと張った樹木は、どこまでも光に向かって枝葉を広げることができます。土台がしっかりしている建築物は、安定しています。
「蟹座」から「獅子座」へ移動した水星が魂の記憶、遺伝的なもの、集合無意識から昇華し「個性」「自立」を促し、あるがままを表現することを促します!!双子座の「火星」も個人の可能性を最大限に伸ばそうと活発に動いています♪
10日牡羊座「天王星」が逆行を開始します。これまで、変化や改革を後押ししてきた元気のよい星がおとなしくなるので、激しく展開する流れが一段落しそうです。
15日山羊座で満月を迎えます。より大きなビジョンを全体の中で根付かせようと、しっかりと自分をコントロールし、整えてゆこうという方向性が感じられます。全体を考ええる中での、個人のありかた・・・個人の役割を果たすという感じかもしれません。
29日「水星」と「金星」が揃って次の星座へ場所を移します。さらに、それぞれのもつ「個性」や「特性」を磨くことに意識が向かってゆきそうです。あなたにしかできないことがあるのです。
そして、31日再び新月となります。新月ではじまり、新月で終わる月・・・。はじまりは何度でも!
あなたの意志をしっかりと固めることを、宇宙が後押ししてくれているようです!
雨粒が山に落ち、川の流れとなっていろいろな土地を旅して(それぞれの経験や体験)、やがて海(源)に流れ全体とひとつになり、そして水蒸気となって雲(スピリットや魂/目には見えない状態)とひとつになり、やがてまた一粒の雨粒(個)となって、大地に下りてゆくそんな循環を彷彿させる星回りなのかもしれません~☆
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