今年は２００９年から２９番ボトル「起きて進め」に着目！このボトルが教えてくれるテーマは、物質的な側面（レッド）に心がとらわれすぎると、自分の深みに存在する平和、安らぎ（ブルー）と切り離されてしまうことがあるということです。生きていく上で必要な食べ物やお金、家など、サバイバルの問題に不安や恐れが強調されすぎると、天国は失われます。ですが、レッドが表す現実、母なる大地は常に私たちに様々なギフトを与えてくれいます。そのように大地としっかりつながり、くつろげるとき、潜在意識に存在するブループリント（魂の目的）につながります。それは、魂が目覚めることであり、意識的に喜びを通して現実の世界で奉仕を行っていくこと。そしてそれが、「起きて進め」です。

そこで、今年１年はレッドが含まれるボトルと、ネイティブアメリカンの知恵が詰まった、メディスン・カードをご紹介していきたいと思っています。ネイティブアメリカンは同じこの地球に住む様々な動物からいろいろなことを学んでいます。常に母なる地球は様々な方法で私たちにたくさんのギフトを与えてくれているのです。ネイティブアメリカンの知恵を通して、その豊かさを分かち合えたら幸いです＾−＾

１９番　物質界に生きる　レッド＊パープル

テーマ＊マインドが一新すると身体も一新する

アファメーション＊私は、人生と自分自身に「イエス」と言います。

このボトルはタロットカードでは「太陽」に対応します。太陽はこの世界の主。光と熱を与え、バランスを保ちます。太陽がなければ生物は生きていけません。太陽系の中心です。１２星座は私たちの様々な人格を表していて、その中心に太陽が存在しています。太陽は私たちの本質、光です。その様々な人格を最終的に太陽（本質）が肥やしとして消費し、さらに輝きを増していきます。人格の中には私たち自身がよく見えている部分（顕在意識）と、見えにくい部分（潜在意識）があります。そのどちらにも太陽の本質の光は広がっていきます。顕在意識と潜在意識、男性性と女性性の双方の意図がバランスを取り、平和とハーモニーをもたらします。それは天と地のコミュニケーションでもあります。大地のエネルギーのスペクトルが、太陽の光と同じであることへの気づき。ライダー版のタロットカードの絵では、本質の輝きと無垢さを裸の子供で表現しています。また、女性性と男性性の統合としても子供が描かれています。無垢な心、それは私たちの「存在」のハート、セントラルサンです。幼子のように、純粋に信頼し喜びがそこにあります。また、タロットカードに描かれている「ひまわり」は太陽の光に向かって真っすぐ伸びていきます。暖かい太陽の光の方へ顔を向けるひまわりは信頼のしるしなのです。私たちは真の自己に目覚めるための成長のプロセスをすべて信頼しなくてはいけません。見えていなかった暗闇へと光が届くにつれ、暗闇から自由になります。それに伴って内なる光、本質のパワーが内側から生まれてきます。私たちはマインドを一新する時、身体も新しくなるのです。タロットカード０番の愚者がここにおいて、完全に人生を生き始めます。サバイバルにまつわる恐れを手放し、より大いなる理解へ向けてその一歩を踏み出します。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

39　スワン（白鳥）ー優雅さー

スワン・・・女性のパワー　聖なる空間に踏み入り　まだ見ぬ未来に触れ　無限の優雅さを連れ戻る

小さなスワンは未来を探し、ドリームタイムを飛んでいた。ひんやりとした湖面にしばし羽を休め、未来へ入る入り口を探した。偶然ドリームタイムには入り込んだのを知っていたから、スワンは混乱した。ひとりで飛ぶのはこれが初めてだったし見知らぬドリームタイムの風景は不安でもあった。聖なる山を見上げると、そこには今まで見たこともないブラック・ホールが渦巻いてる。トンボが側を飛んでいく。スワンはトンボを呼び止めて、ブラック・ホールについて尋ねた。トンボは言った。「スワンよ、あれは想像という別の次元へ続く扉だよ。月が幾つも欠けては満ちる間、僕はずっと幻想の守護をしているんだ。あの扉の中へ行きたいなら、君はまずその許可を求め、権利を獲得しなくてはならない」ブラック・ホールに入りたいのか、スワンは自分でもよくわからない。許可を得るために何が必要なのかとトンボに聞いてみた。「未来がどうあっても、グレート・スピリットの計画を変えようとは試みず、あるがままに受け入れる意志」とトンボは答えた。スワンは醜いアヒルの姿をした時分を見て、こう言った。「私は喜んでグレート・スピリットの計画に従う。ブラック・ホールの渦巻きに逆らわない。身を任せて、そこで見る物を信頼する」スワンの答えに満足したトンボは魔法を解いて幻想を破った。と突然、スワンは湖の中央で巻き起こったつむじ風に飲み込まれた。スワンが再び湖に現れたのは何日も後だった。スワンの姿は、白く長い首をした優雅な白鳥に変身していた。トンボはびっくりして言った。「スワン、君に何が起こったの？」スワンは微笑んで答えた。「トンボよ。私はグレート・スピリットのパワーに身を任せることを学び、未来が住む所まで連れて行かれたの。聖なる山の高みでは、たくさんの不思議を見た。そして私が信頼し、受容したから、こうして変身したの。私は優雅な在り方を受けるレッスンを学んだの」。スワンに何が起きたのか知って、トンボは嬉しくなった。幻想の向こう側で見た不思議を、スワンはトンボに話して聞かせた。スワンは癒され、優雅な在り方を受け入れたので、ドリームタイムに入る権利を授かった。私達も宇宙のリズムという優雅さに身を任せ、肉体から抜け出し、ドリームタイムを旅する術を学ぼう。スワン・メディスンは「意識のあらゆる領域とひとつになって、グレート・スピリットの守護を信頼せよ」と言う。スワンのカードを引いたら、あなたを変性意識へ導く直感力を開発しよう。スワン・メディスンの持ち主には、未来を見る力がある。グレート・スピリットのパワーに身を任せ、癒しと人生の変革を受容する力がある。スワンのカードは「この先に何があるか知っている、あなたの能力を受け入れよ」と告げる。自己変革の流れに抵抗しているなら、リラックスしよう。流れのままに進めばずっと楽になる。電話のベルが鳴った瞬間、誰の電話か知っているのを認めよう。「虫の知らせ」と「勘」に気づいていよう。そして直感的な女性エネルギーに敬意を払おう。

逆さのスワンは「知っている事を知っていると認めよ。感覚を否定し、感情に蓋をするのは止めよ」という警告だ。うっかり家具にぶつかったり、何か言いかけて何を言うつもりだったか忘れるような状態ならば、地に足がついていない証拠だ。両手を頭のてっぺんに置いて、その場でジャンプしてみよう。大地との接続が回復するはずだ。夢の世界へ漂い出て、ボンヤリするのを防いでくれる。素足で歩いたり、庭仕事をしたり、お風呂に入るのも、地に足を付ける効果がある。
どんな場合であれ、逆さのスワンはあなたの肉体に注意を促す。いつ離陸して、いつ着陸したか気づかないのは、パイロット免許なしに飛行するのと同じである。霊的成長の過程では、知らないうちに左脳から右脳へ切り替えていることがよく起こる。直感の部分を開発している段階だ。それはつまり、気づかぬまま意識の別の領域に入っているのだ。そこでは、その領域独自のルールや宇宙の法則が働いている。高次の意識を開発している時は、そこに足を踏み入れている。精霊の世界では「見えないもの」に特に注意する必要がある。「感じ方」や「理解の仕方」が今までと少し変わるかも知れない。しかし変化は徐々に微妙に訪れる。日常生活に紛れて「切り替え」がきかず、全くボーッとしてしまう時もある。その時は母なる大地との接続を取り戻そう。逆さのスワンを正位置に戻すには、1自分を取り巻く環境に気づき、手で、足で、あるいは両方を使って大地に触れよう。2ひとつの「現実」にいる時は別の「現実」に漂い出ない。そして今いる「現実」に集中する。ドリームタイムからの声を聞いたら、している事をその場で中止して、心静かにする。頭の中のおしゃべりを止めて空っぽになろう。あなたの意識に入ってくるメッセージに心を開き、それを受け取ろう。3「うわのそら」で白昼夢を見ているか、「飛んで」しまった状態なら、実質的な行動に集中すべきだ。頭脳の論理的機能（左脳）を使って、今から取るべき行動をリストにしよう。混乱の原因は頭の中の散乱である。リスト作りは散乱した思考を整理してくれる。

5月の空模様　〜By  Hoshitane*

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