今年は２００９年から２９番ボトル「起きて進め」に着目！このボトルが教えてくれるテーマは、物質的な側面（レッド）に心がとらわれすぎると、自分の深みに存在する平和、安らぎ（ブルー）と切り離されてしまうことがあるということです。生きていく上で必要な食べ物やお金、家など、サバイバルの問題に不安や恐れが強調されすぎると、天国は失われます。ですが、レッドが表す現実、母なる大地は常に私たちに様々なギフトを与えてくれいます。そのように大地としっかりつながり、くつろげるとき、潜在意識に存在するブループリント（魂の目的）につながります。それは、魂が目覚めることであり、意識的に喜びを通して現実の世界で奉仕を行っていくこと。そしてそれが、「起きて進め」です。

そこで、今年１年はレッドが含まれるボトルと、ネイティブアメリカンの知恵が詰まった、メディスン・カードをご紹介していきたいと思っています。ネイティブアメリカンは同じこの地球に住む様々な動物からいろいろなことを学んでいます。常に母なる地球は様々な方法で私たちにたくさんのギフトを与えてくれているのです。ネイティブアメリカンの知恵を通して、その豊かさを分かち合えたら幸いです＾−＾

２７番　ロビン・フット　レッド＊グリーン

テーマ＊人生における伝染性の情熱

アファメーション＊私は木々を通して光を見ます

いて座のボトル〜キーワード「私は信じる」

このボトルはロビン・フットと呼ばれ、人生の物質的側面と関連があります。ロビン・フットは貴族で、十字軍（聖戦）の遠征に行きました。戦いから帰ってくると、彼がいない間に、その領土の統治者や法の執行者が、彼の土地をすべて奪っていました。そして、統治者たちはその領土に住むすべての人に多額の税金を課していました。それを知ったロビンはそれらを正そうとします。多額の税金を課した金持ちの貴族からお金を盗み、貧しい人たちの分配し始めたのです。ロビンは自ら無法者になって、彼の主張に共感する人たちと森の中に住むことになります。そこから、レッドにある人生の物質的側面やサバイバルなどと、グリーンにある真実と正義の探究の関連を見ることもできます。ロビンの仲間はグリーンの服を着ていたと語られています。ロビンは物質的な物をすべて失いましたが、失ったことを通して新しい真実の在り方を見つけました。このボトルはチャクラの観点からすると、上下逆さまになっています。第１チャクラ(生殖器のあたり)が第４チャクラ(ハートのあたり)の上に来ています。このことから、喪失の経験を通して、全体が逆さまの状況になったと言えるでしょう。そして、ロビンはハート(グリーン)から情熱的に行動した(レッド)人物です。弓の名手だった彼は、矢のように力強いレッドのエネルギーで、自分の真実(グリーン)を貫きました。ボトルにはロビンのような集中力と勇気、そして愛に溢れた行動力があります。また古代中国では陰と陽を表す色がレッドとグリーンでした。このボトルと対になっているボトル２８番のメイド・マリアンの色の組み合わせはグリーン・レッドです。メイド・マリアンはロビン・フットのパートナーです。２７番＆２８番のボトルは陰と陽、男性と女性のパートナーシップのテーマでもあります。異性に対して何らかの問題を抱えている場合、男女の関係性を見つめなおすサポートをしてくれます。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

3エルク（オオツノジカ）ースタミナー

エルク・・・おまえの角は太陽を目指し伸びる。見せておくれ。強さとスタミナがひとつであることを。

エルクはパートナーを求めて森の中を歩き回った。求愛の季節がやって来たのだ。平常、雄同士の集団で行動するエルクは、この季節になると単独行動に移ってパートナーを探す。エルクの求愛のいななきが森中に響いた。それを聞いたクーガーは、獲物にありつけそうだと考えた。クーガーはエルクを遠巻きにしながら徐々に近づいた。森が突然沈黙した。エルクは危険が迫っているのを知った。そして的の居場所を察すると、山に向かって全力で走り出した。クーガーが遙か後方から追って来る。山の傾斜をかなり登った地点、樹木もまばらになったあたりでクーガーが追いついた。しかしエルクは衰えぬスタミナで走り続ける。ついにクーガーは諦めた。エルクを追って岩場から岩場へ飛び移るうちに、エネルギーを使い果たしていたからだ。エルクは自分のペースを守りながら、山の上へ上へと登った。エルクが持つ唯一の防衛手段は、どんな長距離でもエネルギーとスタミナを最大限に活用するペースを調整し、そのペースを保つことである。エルクは「本人のペースを守るのがスタミナの源」だと教える。エルク・メディスンの持ち主は、一着でゴールを切らないかもしれない。しかし、ゴールを切った時に消耗し尽くしていない。最近働き過ぎだと感じるなら、今の仕事を「燃え尽きず」に完了する方法を考えよう。求愛の季節を別にすると、エルクは同性で集団を組み尊重する。だから同性の仲間意識が強い。エルクには兄弟愛／姉妹愛のメディスンを呼ぶ力がある。同性ゆえの共通体験と、そこから来る連帯感は強味である。このメディスンは同性間の友情を育て、潜在的な競争心や嫉妬心を解消する。エルクのカードを引いたら、「しばらくの間は同性の友人を開発せよ」というメッセージだ。内なる戦士／女戦士のスタミナを正しく扱う訓練には、仲間の援助が必要だ。他人を傷つけずに感情を解放する方法や、同じ体験をした仲間の助言は、同性ならではのコミュニケーションから得られる。「共同体」という言葉をあなたの中で再定義しよう。エルクはまた、「ストレスに対し、肉体をどう扱っているかチェックせよ。エネルギーを均等に保ちつつ目指すゴールに到達できるよう調整せよ」と促す。ビタミン剤や高カロリー食品は確かにひとつの解決策だ。しかし、ひとりで過ごす静かな時も必須の栄養素であることを忘れてはいけない。

8月の空模様　〜By  Hoshitane*

2008年11月

2008年10月

2008年9月

2008年8月

2008年7月

2008年6月