|
「エメラルド・オブ・ザ・ハート」のコースに参加して |
|
4月7・8・9日の3日間、東京の庭園美術館で行われた、マイク・ブースのコースに参加してきました。昨年受けた「リスニング・トゥー・ザ・スター」の続きになっている「エメラルド・オブ・ザ・ハート」です。エメラルドのコースにふさわしく、開場はたくさんのグリーンに囲まれた気持ちの良い場所でした。やっぱり自然は必要ですね〜とってもゆったりとした気分で受けることができました。
|
|
今回はまず、「ルシファー」についてのお話から始まりました。みなさんはルシファーはご存知ですか?神に反逆した堕天使として有名ですよね・・・ |
|
このルシファーがどうして反逆者になったのかということとエメラルドの意味の間には深い関わりがあります。 |
|
これからお話するお話は一つの寓話としてとらえてみてくださいね。 |
|
ルシファーは天使の中で一番大きな天使でした。父なる神に非常に近い存在であり、神から最も愛され、唯一神の玉
座の右側に侍することが許され、最高の気品と美しさを備えていたようです。また、すべてのものの原型であったとも言われています。そして、「光の王」としての働きがありました。「ルシファー」という言葉はラテン・ギリシャ語が語源で、日の光、光のパワー、光の王、光の柱という意味があるのです。聖書の中に「はじめに言葉ありき。その後に光がやってきた」と書かれています。ユダヤ神秘主義思想カバラの「ゾハールの書」には、「闇の中から芳香が漂い、レッドとグリーンの光があらわれた」と書かれています。ルシファーは創成期の最初に誕生し、夜明けをあらわす天使だったのです。
エデンの園はすべてのものが一つであるという経験の場所。そこにはりリスとアダムが暮らしていました。リリスはアダムの最初の妻であったと言われています。ここで自分なりに調べてみました。リリスがアダムの最初の妻であるとした中世の文献は『ベン・シラのアルファベット』で、8世紀から11世紀ごろにかけて執筆されました(著者不詳)。それによれば、リリスは性行為の性交体位
におけるアダムの支配的地位を拒否し、そして彼を捨てて去っていったのです。(「彼女は『私は下に横たわりたくない』と言い、彼は『私はきみの下になりたくない、上位
にしかいたくない。きみは下位にしかいてはならないが、私はきみより上位
にいるべきだ』と言った」)。リリスはただちに神の名を口にして、空を飛び、エデンの園を去り、紅海沿岸に住みついた。リリスは紅海沿岸でアスモダイやほかの多くの悪魔たちと関係を持ち、無数のリリンたちを生んだ。アダムは神に、リリスを取り戻すように願った。そこで3人の天使たちが彼女のもとへ遣わされた。彼らはリリスに、逃げたままだと毎日子供たちのうち100人を殺すと脅迫したが、彼女のほうは永遠にアダムとエヴァの子供たちを餌食にするが、その子供たちはただ3人の天使たちを召喚することによってのみ守られるだろう、と言い返した。彼女はアダムのもとへは戻らなかった。この説は中世ドイツのユダヤ教神秘主義者たちに受け入れられたようです。 |
|
アダムの肋骨の1本からイヴが創られました。リリスに夢中になりすぎて自分の中にスペースがなくなったからです。リリスは影の領域を与えられ、それらの面
倒をみていくことになりました。 |
|
ある時、神はすべての天使が人間に奉仕することを望みました。人間は神に似せられて創られていました。それをよく思わなかったルシファーとルシファーに仕えていた天使達は神に反抗します。ルシファーは天国から追放されました。ルシファーは落ちていく中で変容し、エデンの園に出てくる蛇になります。木の中の蛇はイブに禁断の実であるりんごを食べることを誘惑します。エデンの園の唯一のルールは善悪の知恵の木のりんごを食べてはいけないというものでした。
|
|
イブはアダムも誘ってりんごをたべます。木に巻きつきイブを誘惑する蛇は、アダムとイブの中に入り、ルーとチャクラにいたりました。ルシファーは天から落ちてくる時に蛇に変容する中で、かぶっていた王冠が外れてしまいます。王冠には13個のカットされたエメラルドが付いていました。その、エメラルドがイスラエルの13の部族のハートの中に入ったといわれています。13の部族は人間の様々な部族を表しています。そして、カットされたエメラルドは「アイコシドデカヒ―ドロン」と言われ、地球のグリットのプラトン立体と同じ形でもあります。 |
|
私達がルシファーから継承しているもは、ルートチャクラの蛇であり、それは目覚めの可能性を持ち、光へと向かうもの。そして、ハートの中のエメラルドなのです。 |
|
ルシファーの反逆によって爆発して消滅した惑星がありました。「モルデック」という惑星です。爬虫類に似た人間に似た存在が住んでいて、すべては一つであるという愛の感覚の中で生きていました。このときの衝撃の記憶が私達のどこかに残っていると言われています。これは神から分離したルシファーを神の右側に戻す一つ目の実験の失敗でもありました。 |
|
2つ目の実験は火星で行われました。火星には私達によく似た存在がいました。ルシファーの反逆により、火星にあったすべての水がなくなってしまったのです。これらモルデックと火星で起きた記憶が私達の中に残っていると言われています。
3つ目の実験が地球で行われているのです。
「ネメシス」という第6次元のBeingがルシファーに出会い、ルシファーを神の右側に戻すために説得しました。ルシファーは反逆の力らから出て、金星に至ります。第1・第2の実験で犯した失敗を反省して、神が持っている可能性を実現しようとしているのです。ルシファーが始めにしたことは、仏陀のBeingに地球に転生するようにお願いをしたことです。仏陀は苦しみの理解と解放を伝えるために、人間に奉仕するために地球にやってきたのです。次にルシファーがしたことはキリストのBeingに地球への転生を依頼したこと。キリストは仏陀の後を引き継ぎ、「私達はすでに許されている」という方向に導くようにしました。3つ目にしたことはモハメッドに同じように依頼したのです。ルシファーが反逆したことによって起こったことを修復するために。 |
|
3人からのメッセージを通して意識を進化してきた私達は、この20〜21Cにかけてやるべきことは、ルーとチャクラの蛇を目覚めさせることと、エメラルドのハートの道へと至ることです。これがオーラソーマの哲学でもあります。
私達のルシファーの側面は、また、「奉仕したくない」という側面
です。 |
|
ルシファーのお話、いかがでしたでしょうか?
このお話の中にいろいろなテーマが隠れていて、意味深いなと感じます。
このお話を通して、何か感じることがあれば幸いです。
|
|