「夢・目標・やる気」
1、自分だけの特別な何かを見つけよう
獅子座はよく、「王様」に例えられる。でも、それは横暴だとか支配欲が強いということじゃない。あなたが特別な存在だということ。あなたがあなたのままで輝きを放っているということ。だからこそ、自分の輝きに気づかなければならない。もしあなたが、輝いていない、満たされていないとしたら、本当に自分がやりたいこと、自分がやるべきことをやっていないからだ。
この世界には、あなたしかできないこと、あなただからこそ追い求められるものが必ずある。だから、一刻も早くそれを見つけよう。一番の近道は「好き」をつきつめることだ。たとえば、絵を描くことが好きなら自分が納得するまで何百枚も描く。ギターを弾くのが好きなら朝から晩までひたすら練習する。旅が好きなら、1年間、世界中を旅してみる。
とにかく今、あなたがワクワクすることを徹底的にやってみる。他のことを放り出してそこにかけてみる。そうすれば、他の人にはない特別な才能が自分にあることがわかってくるはずだ。「好き」が一時の思い込みや勘違いでのかまわない。とりあえず今、興味のあることを追及していけば、その先に必ずやるべきことが見えてくる。
そして、あなたにしかできないことに出会えた時、あなたは本当の王様になるだろう。何度も言うけれど、それは権力者になることじゃない。未来がどこまでも広がっているという希望と、世界から祝福されているという実感。その二つの宝を手にすることができるのだ。
2、人生を一つのストーリーと考える
獅子座の心は常にドラマを求めている。感動的な出会い、心が張り裂けそうなほど切ない恋、熱く燃えることができる仕事、立ちはだかるライバル、そして困難を乗り越え、成功を勝ち取っていく自分の姿。ドラマティックなシチュエーションに直面すればするほど、生きている実感とエネルギーが湧き出てくる。少しの苦難や怖い目にあっても、それを「スリル」ととらえて、ワクワクする気持ちで楽しめる感性がある。
逆に退屈で平凡な日常に埋没していると、気持ちがどんよりして、前向きな気持ちがどんどんそがれてゆく。だからあなたがやる気を出すためには、今、目の前に起きていることをドラマだと思えばいい。例えば、あなたが何かの目標に取り組もうとするときは、自分のことを実現困難な夢にたった一人で立ち向かうドラマの主人公だとイメージしてみよう。そうすると、頭と体が目標に向かって勝手に動き出し、夢はどんどん実現に近づいてゆく。
やりたいことが見つからない時は、人生をひとつのストーリーととらえてみるのもいいだろう。自分の物語はどう始まってどんな目的に挑戦し、どんな出来事が起きて、どんなクライマックスを迎えるのか。そして、今の自分は、そのストーリーのどのパート、どの部分を演じているのか。そんなことを想像してみる。きっと今、何をするべきか、何をがんばるべきかが、自然とわかってくるはずだ。獅子座が求めるものはただの夢では終わらない。イメージし続ければ、平凡な毎日が本当のドラマに変わっていく。
3、人に見られる場に自分を置こう
獅子座の中に今もいる、無邪気な子供の魂。その子供はいつも思っている。誰かにほめられたい、認められたい、自分のことを見てほしい、と。だから獅子座は注目されている場所に行けばいくほど、力を発揮できる。実現不可能な目標でも、人に見られることで、自分でも気づいていない力が湧き出て、達成できる可能性が出てくる。そう、あなたが人生というドラマを演じているとしたら、そこには観客が必要なのだ。
だから、あなたが何かに取り組むときは、ひとりでコツコツなるのではなく、人の目にふれることを選んだほうがいい。ミュージシャン志望なら、自宅にこもって曲作りをするだけでなく、路上で演奏してみる。文章を書きたいなら、賞に応募する。バレエやダンスを習っていたら、発表会に出てみる。スポーツをやっていたら、大会に積極的に参加する。料理が好きなら、自分で食べるだけでなく、パーティをしてみんなに振舞う。会社の仕事でも同じこと。なるべく人と関わる仕事を選んで、積極的に自分を周囲にアピールしてゆこう。
爽快と活躍している姿、泥臭く努力している姿、挫折してもなおも立ち上がろうとする姿。自分が見せたい姿を演じてゆけば、あなたのクリエイティビティや行動力は飛躍的に向上し、最後は本当にみんなから認められる存在になれる。
目立ちたいとか認められたいという欲望が自分の中にあることを。恥ずかしがる必要はない。むしろあなたにとって、それは宝物だ。子供が親にほめられたいという承認欲求を満たしながら成長していくように、認められたいという気持ちがあなたのレベルを上げていくのだから。
4、夢も目標も欲望も宣言しよう
人から注目されるとき、見られているときに、力を発揮するあなた。観客がいればいるほど、がんばれるあなた。でも、今、目指しているものや取り組んでいることに観客がいなかったら?そんなときは自分の意識の中で、観客を作り出せばいい。
例えば、会社の上司や同僚、あるいは友人や家族、取引先のお客さん、そういう人たちを観客だと思って、かれらの期待に応えようとしてみよう。それだけでも、自分の人生はドラマチックなものに変わって、、成功にどんどん近づいてゆくことができる。
もっといいのは、夢や目標を思いついたとき、すぐに周りの人に宣言すること。これも相手は、親や友達、会社の上司など身近な人でいい。あるいはSNSを使ってもいいだろう。とにかく「000がやりたい」「000になりたい」と宣言してしまうこと。たった一人で心の中で。夢や目標を持っているだけだと、かんたんにあきらめてしまったり、いつのまにか挫折してしまったりすることがある。だけど、周囲にそれを宣言してしまえば、あなたはきっと意地でもやり遂げようとする。挫折するかっこ悪い自分を観客に見せたくないから、成功するまでやり続ける。
いつまでにやると期限を決めたら、さらに効果的かもしれない。半年後にこうなる、1年後にこうなる、3年後にこうなりたい。そんな風に宣言してしまおう。その期限内か、遅れたとしてもほんの少し後に、夢は現実のものとなる。だって、あなたはやりさえすれば、特別存在になれる星のもとに生まれているのだから。
5、愛される変わり者であれ
クリエイティビティがあり、人がしない発想をするあなたは、時々「変わっている」とか「天然」とか「空気が読めない」なんて言われるかもしれない。もしかしたら、あなた自身もそのことにコンプレックスを感じているかもしれない。でも、そんなことは気にしなくていい。獅子座は変わり者だからこそ、かけがえのない特別な存在になれるのだ。周りに安易に流されず、人とちがうことを考えてしまうからこそ、唯一無二の魅力的な世界を作り出せる。
それまでにないアートを作り出したアンディ・ウォーホール、まったく新しい手法でリアルな恐怖を感じさせる映画を生み出したヒッチコック、彼らはみんな変わり者、奇人変人と言われていた。変わり者だからこそ、そういう時代を切り開くような新しい表現を作ることができた。しかも、獅子座は愛される変わり者だ。それは前向きで輝きをもった変わり者だから。
ほとんどの人は、変わり者にあこがれ、「変わっている」と言われたくてしょうがない。でも、それは努力してなれるものじゃない。だから、みんな、前向きで明るくて、でも人と違う発想をするあなたに惹かれ、すごく好きになる。秒単位で新しいブームやイノベーションが生まれる今の時代、変わり者の価値はこれまで以上に高まっている。他の人とちがう発想をする人間だけが、みんなが注目し、感動するものを生み出すことができる。だから、「変わっている」と言われることを恐れるな。自分の中の変わり者の部分を全面展開して未来を切り開け。それが獅子座の使命だ。
ここからは、抜粋していきます♪
「仕事・役割・長所」
6、自分にしかできない仕事を探そう
7、遊ぶように仕事をしよう
8、乗り越えるべき障害や課題を見つける
9、自分のファンをつくる
10、評価される機会を増やす
「決断・選択」
11、自分らしいと感じられるものをシンプルに選ぶ
12、「かっこいい」と思うほうを選べ
13、「自分はできる!」とうぬぼれろ
14、反対意見をエネルギーに変えろ
15、堂々と朝令暮改をしよう
「試練・ピンチ」
16、今の状況をドラマと見立てる
17、得意なことをして、肯定感を回復する
18、飽きるまで愚痴を言い続ける
19、あなたの弱さを分かってくれる人をひとり見つける
20、他人の情報をシャットアウトする
「人間関係、恋愛」
21、自分の魅力に気づけ
22、恋のドラマが起きるシチュエーションを探す。
23、あなたが愛すべき人
24、あなたを本当に愛してくれる人。
25、ときには相手が主人公のストーリーを考えてみる
「心がけ・ルール」
26、自分らしさを貫く
27、自分のプライドを飼い馴らす
28、自己表現の手段とスキルをもつ
29、ステージを大きくする
30、「あなたらしさ」をみんなでシェアしよう
「エピローグ」
31、あなたはこれからどう輝くのか
あなたは、輝いている。星は、星の数ほどあるけれど、太陽は一つ。その太陽が、獅子座の守護星だ。誰よりも光り輝くことを許された、特別でかけがえのない存在であること。そのことを、あなたは知るべきだ。
あなたらしさは決して曇ることはない。夢、目指したいゴール、大切に思うこと。すべてあなただけの輝きを放っている。その輝きを自ら鈍らせることはするな。
変わり者でいい、時代と合ってなくていい、壁がたちはだかり超えられないと思っても、逆に背を向けるな。自分を曲げるな。貫き通すことであなたは輝きを増す。
ただ、輝くだけじゃない、自分だけの輝きがあることを自覚しろ。みんながあなたの応援している。みんながあなたを愛している。どう輝くか。それがあなたのこれからのテーマだ。
太陽の光は一色ではない。七色の光、目に見える光、見えない光。どんな色でみんなを魅了するのか。美しい虹で感動を呼ぶ。あたたかな光で心を包む。あなたの光には、人を幸せにする力がある。
自らの光で未来を照らし、さあ、仲間とともに、輝きの世界へ。 |