早いもので、もう2月ですね〜
2月2日から新しい場所で再スタートすることになりました!
これからも、どうぞよろしくおねがいします♪

22番 再生者のボトル / 目覚め
2月2日の再スタートにちなんで、今月のボトルに選びました。ちょうど再生のボトルの日になったのが不思議です☆そして、今使っているところですが、やさしさの中にパワーが秘められていて、気分が高揚し、やる気が起きてくるように感じます。このボトルの名前が生まれたのはオーラ・ソーマの初期の頃。その頃、アメリカとイギリスでリバーシングに興味を持つ人の多くがオーラソーマとのつながりを持ちました。リバーシングとは、呼吸のテクニックを使って人が誕生の再体験をするのを助けるものです。創始者のヴィッキーはその人たちが、このボトルをよく選ぶことに気づきました。そこから、再生者のボトルという名前がつきました。また、タロットでは0番の愚者のマスターシップと呼ばれます。愚者がさらなる認識と目覚めのために必要な理解に到達するのです。0番の愚者は22番に向かう旅において道を歩き、自己を知り、自己を高めます。そして22番で愚者は目覚め、0番の中にあった可能性と潜在能力に触れます。スピリットが再誕生するのです。このボトルをシェイクすると、コーラルになります。オーラ・ソーマにおいてコーラルの色彩 言語は新人類です。
ポマンダー ピンク
主なハーブはローズゼラニウム。花のような甘い香りがします。クリスタルはローズクォーツ・ピンクトルマリン・モルガナイトのエネルギーが注入されています。私はよくグループワークの始まりに使います。緊張をほぐし、愛で満たすことで、グループの調和を図る効果 があるからです。効果としてはホルモンシステムに働きかけ、特にアドレナリンの生産に関するところにバランスをもたらします。攻撃性・フラストレーションを取り去り、私達の周りを愛で満たします。そして、私達の中から最良のものを引き出すのを助けてくれます。また、暖かさや優しさを与えたり、受け取ったりすることが容易になります。そして、過去生セラピーに適し、動物や植物とのつながりを作り出してくれます。
クイントエッセンス レディ・ナダ
甘いバラのような香りです。マスターであるレディ・ナダとのつながりを強めてくれます。ナダとはサンスクリット語で「聖なる音・オーム」を意味し、私達が「聞く」ということを助けます。音や音楽、声を使って仕事をする人が音のヒーリングパワーの使い方を見つけることをサポートします。また、音を光や色として体験できるようになり、サウンド・ヒーリングにもよい効果 をもたらすでしょう。そして、レディ・ナダのペールピンクは「関係する」ことを司る第6チャクラ・第3の目に影響を与えます。深い愛と共に自分自身、他者・世界と関わること、深いレベルでネガティヴィティを手放すことを通 して、変容をもたらします。なぜなら、自分自身に対する考え方が、私達の現実を作り出すからです。
カラーエッセンス ピンク
チャクラが虹の7色を持つように、私達も虹の7色すべての色を持ちます。ただ、時として、選べない色があります。苦手に思ってしまう色です。カラーエッセンスは色を持ちません。その色のエッセンスが植物・木・鉱物・クリスタルのエネルギーを通 してもたらされます。カラーエッセンスは、選べない色を補うことで、チャクラのバランスをとり、より深くチャクラとつながることをサポートします。ピンクの色を選べない人はぜひ、一度使ってみてください。ピンクのカラーエッセンスは、植物としてピンクローズ・スイカズラ、木としてサンザシ、鉱物としてカルシウム、クリスタルとしてローズクォーツのエネルギーを含んだ振動のエッセンスです。愛を受け取り、それを感じる能力を高めます。自分自身、他の人たちに愛・温もりを注ぎます。恐怖や不安を減らします。身体を酷使したり、何かを濫用して疲れきった深い悲しみの状態に効果 的です。女性性を癒し、それに耳を傾けます。
ピンクは無条件の愛・思いやり。すべての存在に欠かせない色です。自分自身が愛で満たされる時、目覚めが起こり、世界に溢れ出すのです。みなさんも日常の中に、もっとピンクのエネルギーを取り込んで、より豊かな人生を創造していってくださいね〜
あっという間に、1月は過ぎ、2月に入りました。みなさん、今年の寒さにもう飽き飽きしていませんか?風邪などひかれていませんか?本当に春が待ちどうしいですね〜。2月4日は暦で立春。厳しい寒さの中にも、春の兆しが見え始めます。春に芽を出す準備が、着々と始まっているのです。自然は新しい命の誕生に向けて、地中、水面 下、目に見えないところで動いています。私達も自然の一部。今、あなたの水面 下、潜在意識の中で何かが生まれでようとしているのかもしれませんね〜

今回は「再誕生」について書いてみたいと思います。今月のボトルでも取り上げましたが、22番は再生者のボトルです。肉体を持って生まれてきた私達が、人生の中の色んな経験を通 して、気づき、意識が拡大し、スピリットが目覚めます。物事のとらえ方、考え方、生き方までも変わっていく・・・そして、本来の自分、本質に帰るのです。そして、それはもともと私達と一つであった、大いなるものへの帰結なのでしょう。

では、どうして22番が再生者のボトルなのでしょう。私なりに考え、感じたことを書いてみたいと思います。まず、「2」という数字は、2元性を表します。陰と陽、月と太陽、女と男、本能と理性、右脳と左脳。私達は常にこの相反する2つのもので揺れています。そこに「迷い」が生じ、苦しみます。対立する一つの側に自分の視点があるので、もう一つのものしか見えていないのです。そこで、必要になるのが、二つの対立するものを見る第3の視点、「3」のエネルギーです。「22」というダブルナンバーは次の数字のエネルギーの扉を開きます。「2」という数字を理解することで、「3」という2元性を超えた新しいものを生み出すことができるのです。



それを理解するうえで、タロットカードはわかりやすいかもしれません。2番の「女教皇です」。女教皇は、白い柱と黒い柱、陰陽の相反するエネルギーの真ん中に静かに座っています。胸には縦と横の長さが等しいクロスが付いていて、二つのもののバランスをとることを意味します。ブルーのドレスは「信頼」を意味します。大いなるもの、目に見えないものへの信頼です。ここに、この2つのもののバランスを取る鍵があるように思います。まず、大いなる存在を信頼し、今起きていることをすべて受容すること。そこに、良い悪い、白黒を付けない。ただ受け入れるのです。そして、直感を信頼することで、大いなる存在とのつながりを取り戻し、より深いところに目を向けます。それは、私達の中にある、女性性(右脳)を開くことです。そして、足元には月があり、月は私達の潜在意識を表します。またドレスの裾から水に変わり、後ろに水溜りができています。水たまりもまた潜在意識を意味します。目に見えていること、良いのか悪いのか、白か黒かということを超えたより深い、背後に隠れた本来の意味を理解する時、私達はこの2元性のシーソーから、抜け出せるのです。そのより深い根源的な知恵とつながること、それを意味するのが女教皇の抱える書物です。私達が生まれながらに持つ叡智とつながる鍵は自分の中の女性性(受容性・直感)を信頼し、大いなるもの、目に見えない世界に開くこと。潜在意識にはすべての可能性が眠っています。それを表すのが女教皇の後ろのざくろの絵です。ざくろはたくさんの種を内包しています。女と男という相反するものが結ばれて新しい命が生まれるように、相反するものにとらわれず、それらの背後に隠れた意味を理解し、統合された時、新たなものが生み出されます。3番の女帝は妊娠をしていて、周りには豊かさを象徴する自然、麦の穂がたくさんあります。その豊かな自然の中で、女帝は自分らしくリラックスしてくつろいでいるのです。

私達はまず、お母さんとお父さんが結ばれて、この世に生を受けます。そして、次に自分の中の女性性と男性性が結ばれて再誕生するのです。それが、クンダリーニと呼ばれる「目覚め」です。インドのヨガの伝統において、微細体(オーラ)は3本のエネルギーの流れによって維持されていると考えられています。それらは、脊髄の基底部から頭頂へと向かう流れです。第1の流れはスシュムナと呼ばれ、脊髄内のセントラルコードとして例えられ、7つのチャクラを1直線状に並べたものとしてみることができます。オーラ・ソーマではイエローと結び付けます。スシュムナはイダとピンガラという2つの流れを伴います。イダは月と関係し、女性性。ペールブルーの色を持ちます。ピンガラは太陽と関連付けられ、男性性。レッドの色を持ちます。この3つのエネルギーの流れが交わるところが、チャクラです。第1チャクラにある3つのエネルギーは、次にイダは左へ、ピンガラは右へ向かい、スシュムナは垂直に上昇します。この3つの流れは、第2チャクラで再び合流します。合流したり分かれたりしながら脊髄に沿って上昇し、眉間のチャクラに到達します。この第6チャクラでイダ(女性性)とピンガラ(男性性)が、バランスのとれた状態で出会う時、女性性と男性性が統合され、内なる結婚が起こります。ヨギの見地でクンダリーニは、目覚めが起こるまで脊髄の根底で休止しており、それはどくろを巻いて眠っている黒い蛇に例えられます。それが、目覚め脊髄を上昇するとレッドに変わります。クンダリーニのエネルギーが上昇し、第1から第6のチャクラにおいてバランスのとれた状態にあるとき、第7チャクラは自動的に開きます。その様子は頭頂チャクラの千枚の蓮の花びらが開くことに例えられます。

22番のボトルを再度見てみたいと思います。私達が「2」の意味を理解し、私達の中にある相反するエネルギー(女性性と男性性)が統合される時、目覚めが起こり、第1チャクラのクンダリーニに光がもたらされ、ピンクになり、それはスシュムナ(イエロー)の道を駆け上る可能性が生まれます。再誕生の可能性です。ボトルの色がそれを表しています、下層がピンク、上層がイエロー。そしてそれらが混ざると、コーラル(新人類)になるのです。
   
 
 
2006年1月
 
 
 
 
     
 
「Aura-Soma」「オーラソーマ」はASIACT(Art & Science International Academy of Colour Technologies)の 登録商標です。
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