今年は２００９年から２９番ボトル「起きて進め」に着目！このボトルが教えてくれるテーマは、物質的な側面（レッド）に心がとらわれすぎると、自分の深みに存在する平和、安らぎ（ブルー）と切り離されてしまうことがあるということです。生きていく上で必要な食べ物やお金、家など、サバイバルの問題に不安や恐れが強調されすぎると、天国は失われます。ですが、レッドが表す現実、母なる大地は常に私たちに様々なギフトを与えてくれいます。そのように大地としっかりつながり、くつろげるとき、潜在意識に存在するブループリント（魂の目的）につながります。それは、魂が目覚めることであり、意識的に喜びを通して現実の世界で奉仕を行っていくこと。そしてそれが、「起きて進め」です。

そこで、今年１年はレッドが含まれるボトルと、ネイティブアメリカンの知恵が詰まった、メディスン・カードをご紹介していきたいと思っています。ネイティブアメリカンは同じこの地球に住む様々な動物からいろいろなことを学んでいます。常に母なる地球は様々な方法で私たちにたくさんのギフトを与えてくれているのです。ネイティブアメリカンの知恵を通して、その豊かさを分かち合えたら幸いです＾−＾

６５番　頭は天に足は地に　バイオレット＊レッド

テーマ＊「私」が地上に降り立つ〜変容

アファメーション＊私はどこにいてどこに行くのかを知っています

このボトルには可視光線のスペクトルの両端の色があります。スペクトルの一方の端の色、レッド／インフラレッド（赤外線）は光の最も遅い波長をもちます。反対側の橋の色、バイオレット／ウルトラバイオレット（紫外線）の波長は最も早く、可視光線の中で最も鎮めるものです。このボトルはＢ３０ブルー・レッド「地上に天国をもたらす」とよく似ています。このボトルにはたくさんのレッドが含まれていて、たくさんの情熱とエネルギーがあります。バイオレットが表す「人生の目的、奉仕」をやり遂げるため
の十分なパワーがあるのです。自分の置かれている状況を理解し、ヴィジョンに向かって確実に進んでいくことをサポートします。グランディングしながら高いスピリチャリティを表現することを助けるボトルです。「頭は天に足は地に」という諺が中国にあって、「中心は自由に流れている」と続きます。身体の中心、中間点は色で表すとゴールドの領域です。内なる知恵、センタリングのゴールド。人がその中心にいるとき、頭は考えすぎの状態にならず、身体とのバランスが取れています。なぜなら足がしっかりと大地に着いて、重心となるゴールドの領域が身体の中心から少し下にあるからです。このボトルは、高い精神性を地上にもたらすのを助けるので、目的を見失いそうな時に大きな支えとなるでしょう。また、身体の中のエネルギーが自由に流れるようにサポートします。特に考えすぎで流れが滞っている時に効果を発揮するでしょう。頭が考えでいっぱいになってしまった時に、そこから抜け出せるよう新しいエネルギーを与えてくれるのです。そして、自己イメージを改善し、変容をもたらします。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

27　トンボー幻想ー

トンボ・・・幻想を破り、真のビィジョンを示す。証明など要らない。今がその時だから！おまえを養い、祝福し、すべての欲求を満たす。グレート・スピリットの存在を知れ。グレート・スピリットの存在を信ぜよ。

私たちが認める物理的現実が、幻想とドリームタイムの産物であるとトンボは教える。虹色に輝くトンボの羽は、別の世界で見た色彩を思い出させる。トンボは「色」と「エネルギー」と「形」と「動き」を次から次へ変えてみせる。その様子は見る物の意識の中で爆発し、魔法に司られた場所と時間が記憶の底にぼんやりと蘇る。トンボはその昔ドラゴン［英語ではトンボをドラゴンフライーdragonflyと呼ぶ］だった。トンボの羽のような鱗を持ったドラゴンだ。知恵深いドラゴンは口から火を噴き、暗闇を飛んで、暗い空に明かりを灯した。ドラゴンの息には魔法と片言の力があった。ある日ドラゴンは、自分の家の戸口に体を詰まらせて身動き取れずにいた。そこへコヨーテが来て言った。「あんたにパワーがあって魔法が使えるなら、姿を変えるなんて簡単なことだろうね」。コヨーテはドラゴンを引っかけて、トンボに姿を変えさせた。自分のパワーと魔法の手並みを証明しようとしたドラゴンは、コヨーテの口車に乗って結局パワーを失ってしまった。トンボは変化する風のエッセンス。トンボは知恵と悟りのメッセンジャー。そして「見えない世界」との通信者だ。見えない世界は常に私たちを取り巻いている。今日のカードにトンボが舞ったら、あなたは植木に水をやり忘れていないか。肉体を維持してくれる日々の食物に感謝し忘れていないか。心理的レベルでは、幻想を打ち砕く時が来たのかも知れない。その幻想は今日まであなたを守ったが、同時にあなたの行動や考えを制限してもいた。トンボは「慣れ親しんだ習慣の変えるべき部分を探せ」と促す。あなたは太りすぎだろうか。痩せすぎだろうか。望んだ変化を手にしているだろうか。変化の必要性を感じるなら、トンボを呼んでガイドしてもらおう。幻想の霧を抜け、自己変革への道を歩こう。現在の状況や疑問に対し、「幻想」がどう作用しているか考えよう。そして物事は「見た目通り」でないと覚えておこう。そして自分自身や他人に対し、「パワー」を証明しようとしていないか。本当の感情や能力を抑えるような幻想に囚われていないか。もしそうなら、トンボが失速落下しつつある。真の目的が見えないために自爆しようというのか。あなたの内に入り、どんな自己認識をもっているか探ってみよう。「自分」を強く持っているだろうか。誰かを喜ばすために「自分」を変えようとしたことはないか。そうすれば幸せになれると信じていないか。「自分」がどう在りたいかを他人の考えに頼っていると、あなたの意志と正義が失われる。その結果は悲惨である。他人のやり方に従えば幸せになれると思うのは幻想だ。「私にとってはこれが正しい。これが真実だ」と知っているのに放棄する時、あなたのパワーを放棄するのだ。今、パワーを取り戻そう。トンボを追って、内なる世界へ入っていこう。そこではまだ魔法が生きている。魔法のパワーを大きく吸い込もう。これがあなたの本来の強さだ。あなたが幻想そのものにもなるパワーだ。変化し続け、その変化はすべて自分が創り出していると知る能力だ。

7月の空模様　〜By  Hoshitane*

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