Spiritual Living かのん10周年の今年、先月から新しいスペースで再スタートを切りました!先月のマンスリーにも書かせてもらったように、今回の移転は小人さんの不思議サポートで面白い展開の中、実現したのです☆
先日、東京で再受講したクリスタル上級コースでも、ノームとさらに仲良くなれることがいくつも起きました(笑)そして、お引っ越
し祝いにたくさんのムーミングッズも頂いて、ますます!!かのんは不思議ワールド全開のスペースになっております^0^

そしてもっと、リトル・ピープル(小人)について知りたいと思うようになりました♪^0^ 今年の初めにたまたま行ったお店で出会った「リトル・ピープル」の本をご紹介したいと思います♪
まずは、ロバート・バートン著「メランコリーの解剖学」(1621年)より
フレイヤとダヌの御名のもと、
女神たちのご加護があらんことを・・・
妖精たちは災いをもたらし、かつ癒す。
薬草や植物、石、鉱物の効力、
鳥や獣に、あらゆる生けるもの、
四大元素に星、恒星、
すべてを知る者なり。
はじめに・・・
イギリス諸島で頻繁に目撃される妖精は、リトル・ピープルとも総称される。その秘密は、遠い昔から人々を大いに悩ませてきた。古くから語り継がれてきた昔話に登場する彼らに、多くの人が心を動かされ、自然の中でその姿をちらりと垣間見てきた。彼らの正体をとらえようとするとき、たとえば歴史というものがそうであるように、その正体は様々な衣装で飾り立てられてきた。その衣装は、人間たちの目から逃れようとしたリトル・ピープルの魔力によって織りなされたものである。魔法は、今も私たちの目を、眩ませている。
すっかり忘れ去られてはいるが、こうして魔法にかけられて、そのヴェイルに魅了され続けているということが、現在もリトル・ピープルたちが人間とのつながりを保ち、しかも固い絆で結びついているという喜ばしい証なのだ。
時代をさらにさかのぼり、このイギリスという国の緑の大地へと深く踏み入るほどに、リトル・ピープルたちの存在はリアルなものとなり、かつて私たちの生活の一部になっていたことがわかる。私たちの先人は、大地の恵みを収穫し、自然の中で生きてきたが、その中でリトル・ピープルたちと共存し、素朴な暮らしの一部として、彼らを受け入れてきた。彼らは産業革命時代の訪れとともに、私たちの目の前から消え去った。しかし、私たちが自らのお愚かさに気づき、真に大切なものを求めるようになれば、またここに戻ってくるに違いない。
むかしむかしのことでした・・・・
伝説によると、地球の四方から、海を越えてイギリス諸島に人類が渡ってくる以前、島々のいたるところに、人間よりもかなり背の低いリトル・ピープルの先祖となる種族がいたと言う。彼らは長寿で用心深く、やがて、大地の秘密に通じるようになった。そして、彼らは自然の完全な一部となり、それを親しく知り、万物を命あるものとして受け止めるようになった。生まれながらに授けられた能力の中でも、彼らは自然のもう一つの姿、この世界の向こう側にある繊細な自然を見る力に優れていた。彼らは、私たちの先祖のうちで、そのような能力を持つ最後の種族であった。みずみずしい生気や成長が感じられる、自然の中に存在するものすべてが、彼らには見えるのだった。動物や人間のはかない魂も同様である。彼らは、山谷に脈打つ大地の脈動を感じることができた。そして、ストーン・サークルや石塚、古墳、太古に信仰を集めた寺院などを観察して、大地のエネルギーの通り道や、それが集中するポイントを探し当てたのだ。
最初に海を越えてきた一族が残した数少ない物語では、彼らの先祖の話や、隠されたものを見通す力を人間に伝える方法について語られている。古い散策路や由緒ある場所をそぞろ歩くと、私たちにもこの力がよみがえってくることがある。そのような時、かつてのように私たちも、自然のもう一つの姿を見出すことができるのだ。
伝説に語られているような超自然の力を授かることで、リトル・ピープルは生き続け、キリスト教の改宗の時代を生き延びた。彼らの姿を見ることはほとんどなくなってしまったが、今日では、色のついたオーブ(写真に写る小さな水滴のような光球)や、山や谷などを陽気に飛び回るアース・ライトという形で姿を現すことがある。ただ、気を付けてほしい。その光は妖精の国へと導いてくれるが、やみくもに追っていくと、やっかいな世界に足を踏み入れることになりかねないのである。
今も残る魔法の力・・・
アイルランドでは、妖精にまつわる物語が豊かに語り継がれている。「惑わすもの」を意味する“Foidin Seachrain”という表現があるが、それは昔から知られていて、何気なく彼らの魔法がかけられた聖なる土地に迷い込んでしまったときによく起こる。魔法によって道に迷った人間は、戸惑いながらまったく見当違いの方角へ進んでしまう。混乱して、それが正しい方角であるかのように感じてしまうのだ。見慣れた目印は見当たらず、小道や道しるべも消えてします。季節まで変わってしまう。
リトル・ピープルの種族のほとんどが、よろこんで、この類の悪戯をしかける。現代になっても、私たちの感覚を狂わせ、道に迷ったものをさらに遠くへと光で導くのを楽しんでいるのだ(時には家に戻れなくしてしまう)。こうして惑わされた人間は、いろいろな名で呼ばれている。ピクシー・レッド、ピスキー・レッド、パック・レッドゥン、プーク・レッドゥンなど、すべてピクシーに導かれたものを意味している。この魔法を解く方法のひとつが、上着を裏返しに着ることだ。
ときに、人間が魔法の土地や彼らの世界に迷い込んでしまうと、彼らの姿を垣間みることがある。とはいっても、それは瞬きする間のことではあるが。実際、こうした聖なる土地は、自然のもう一つへの姿の入り口、土地に棲みついている彼らに出会う窓口になっているのだ。
世界の境をさまよって・・・
河川や清流、丘、森、山脈、荒野など、物質界における変化に富んだ自然は、人間界とリトル・ピープルの世界との境界の役割を果たし、この二つの世界が交錯する場とも考えられている。古の人々もそうしたように、土地は囲い込んで仕切られていった。藪や生け垣、フェンス、壁、路地、木戸、門などを作り、人間が分割することで、この土地と、かつて、リトル・ピープルたちと私たちが調和しながら存在していた場とを隔ててしまった。
土地の境界はかつて、その地形と一致していた。そして、妖精たちの通り道やその棲家を、敬意をもって避けていたものだった。人々は「妖精の通り道」や彼らの聖なる地には、家を建てたり、道路を敷いたり、何かを建造しようとは決してしなかった。そんなことをしたら、大きな不幸がもたらされると考えられていたのだ。今でもアイルランドではそう信じられており、そのルールが守られている。
自然のものにせよ、人間によって作られたものにせよ、こうした境界線をまたぐことは、妖精たちの世界に足を踏み入れることであり、古代の小丘や古墳、塚、立石、円形に建てられた木材、岩石などには、今も世界中からリトル・ピープルたちの土地との境を散策しようと、多くの人々か訪れている。このように異質の世界が交錯する場所は聖なる土地であって、普通の人は近寄らない。
そして、これは忠告でもある。彼らの土地に入るということは彼らの支配下に入るということでもあるのだ。汚い目的を持つ者には、敬意は払われず、親切にもてなされることもない。
第二の視力・・・
人間の能力を超えた透視の力によって、妖精の国を垣間見るという昔話は数多く残されている。スコットランドで知られているように、「第二の視力」には様々な側面があるが、もっとも重んじられたのは、妖精の国をつねに見通す力だ。この力を持つものは、めったにいない。だが、心正しい者には、この力の一部が授けられることがある。
彼らの姿を見たいと願う人たちは、もう一つの世界を垣間見ようとして石を集める。川床などにある、自然に穴があいた石である。その穴から妖精が見えるというのだ。また、四葉のクローバーは彼らの古くからのシンボルであって、それを見つけると類まれなる幸運がもたらされるといい、時に妖精の姿が見えるようになる。その葉だけを成分にして、妖精の姿を見るための魔法の軟膏が作られる。これを目に塗ると、常に妖精の国が見えるのだという。
また、時間が良ければ、その土地を行きかう彼らの姿を見ることができる。もっともよい時間帯は、1日のうち4つの時間帯(日の出、正午、日の入り、真夜中)であり、とくに、昼と夜の時間が等しい日、つまり春分や秋分の夜明けや夕暮れ時の光の中でよく見られる。彼らを見るときには、春分と秋分だけでなく、夏至と冬至もよく、また、これら古い異教の4つの祝日の中間に位置する日は特によい。
白く泡立つ清流と泉・・・
リトル・ピープルたちはみな、水を崇めている。だが、ピクシーほどに大きな喜びを感じているものはいないだろう。彼らは水を崇拝し、水の中で戯れることを好む。いにしえの泉や井戸にはリトル・ピープルが祀られていることがよくある。彼らはこのような場所を守る、用心深くて知恵のある番人なのだ。
金銭やピン、ボタン、牛の乳、チーズなど何か価値あるものを供えると、願いが叶い、病気が癒されると今でも信じられている。実際、古い泉はすべて、願いを成就させ、癒しをもたらす。
時を経るにしたがって、多くの泉や井戸はその名を変えてしまったため、本来の持ち主とのつながりが失われてしまった。だが、泉のそばの木にリボンを結び、リトル・ピープルたちを崇めるという伝統は今日でも残っている。特に夏至のころには、古い泉の周りで、彼らが踊る姿がいたるところで見られるだろう。
冬至を過ぎて、最初に井戸からくみ上げられた水は、水のクリーム、または水の花と呼ばれていて、ピクシーに祝福されているため、魔力がとくに強い。この水は良い結婚、美、健康、魔法を使った飛翔の力を高めることができ、たいていはリトル・ピープルについての伝承を知るものに与えられる。
1年のうち、四つの祝日(夏至、秋分、冬至、春分)に草の葉から集められた露も、彼らにとって、特別に祝福されているために、癒しの効果が期待できる。
雨の日に、耳を澄ますと、泉の周りでピクシーたちの甲高い笑い声が聞こえるかもしれない。井戸や泉が新鮮な水で満たされたことを喜ぶ声である。
他にも、河川のにぎやかな住人、女の精霊二クシーと男の精霊ニクス、湖の女主人と言われる、水の精アスレイ、海や海岸の精霊である、マーメイドやマーマンも紹介されているが、ここでは省略します。
魅惑の洞窟・・・
地下の奥、その内部の暖かい深みには、人間が想像するよりはるかに多く、幻想的な秘密の空間や道がある。そこはもっとも多くのリトル・ピープルが住む世界で、数えきれないほどの種族が地下の国に存在している。
コーンウォール地方のノッカーやウェールズ地方のコブラナイ(ゴブリン)、そしてスコットランドのブラック・ドアーフは、お互いが深いつながりがある種族だ。身長は30センチほど。今日ではめったに会えないが、小さな槌、つるはし、ランプという、昔ながらの鉱夫の衣装をまとった姿がかつては、目撃されたものだった。姿を見ることができるのは、幸運なものだけ。敬意を払うものにはとても好意的で、鉱道のなかの豊かな鉱脈や、金属が埋まっている場所を騒々しく教えてくれる。山の地中奥深く、秘密の場所に埋められた宝物はもちろん、鉱石や金属、貴金属、宝石の鉱床がある場所すべて知っている。鉱夫たちに落盤の危険を知らせたり、神の名を汚したり、口笛を吹く無作法な者の上には、岩石を降り注ぐことでも知られている。
魅力的な山の洞・・・
方位磁針が示している4つの方角、北north 東west 南south 西westという名称は、異教の言い伝えに登場する4人の有名なドワーフの名にちなんでいる。ノルズリNordri アウストリAustri スズリSudri ヴェストリVestriがそれであり、伝説によると、彼らは空の四隅を支えているという。
地下世界の伝統的な鍛冶屋であるドアーフたちは、山の奥深くに棲み、魔法の鋳造術を施すため、鉱石や金属を採取している。未来を予言し、思うままに姿を変えることもできる。魔法の帽子、衣、ベルト、姿が見えなくなる指輪を身に着けていることが多い。この一族の王国は山の内部、地下の深みにある。その地下の都市や宮殿は、人間の目には、はかりしれない価値がある宝物で溢れていると、物語には描かれている。
リトル・ピープルの種族の中でも、ドアーフたちは、最も恵まれた環境で暮らしてきた。抜け目なく、人の目を避けていて、人間に対してはかなずしも友好的とは言えないが、たしかな敬意を払えば、悪いようにはされない。
ここからは、省略してお伝えします。
他にも自然の森に棲むリトル・ピープルの種族を紹介しよう。木を棲家とするドリュアスなどのリトル・ピープルたちは、みなお互いに協力し合っている。それぞれが棲家にして、あるいは自分が木の一部になって、樹木のそれぞれの固有の性質を守ってきた。妖精たちを正しく扱えば、偉大な魔法の力や癒しの力を伝授してくれる。かつて樹木は宇宙の柱として崇められており、魔術によって天上界や地下世界を飛び回るときは、古い樹木の力を借りたものだった。
年老いたオークマンは森の番人で、がっしりとした体型の力の強い、赤鼻のリトル・ピープルだ。樫の木の若木を世話する姿が見られることがあり、その木の根元ではオークレディがダンスパーティーを開く。エルダー・マザーはエルダー(セイヨウニワトコ)の木の精で、その枝にはたくさんのリトル・ピープルが棲み、独特の魔術にも使われる。その枝から作られた笛は、妖精を呼び出し、人がその小枝と実を編み込んだ頭飾りをつければ、妖精の姿を見ることができる。
アッシュー・キー(セイヨウトリネコの翼果)アシュマンからの贈り物だ。予言に使われ、枕の下にその葉を置くと、予知夢がもたらされるという。白いバーチ・レディは、かつては大変崇拝されていて、カバの木材は昔ながらのメイポールが作られていた。土地の隅々まで豊穣をもたらすというカバのきの精にあやかったのだ。アップル・トゥリーマンは果樹園で最も古い木で、そこに実る一番大きなリンゴは、コーンウォール地方では、アレンのリンゴと呼ばれている。新年にそのリンゴを手に入れると、豊穣と繁栄がもたらされるという。
森に棲むものの中でもめったに見れないのが、ホビットだ。人間とのつながりを作ってこなかった、リトル・ピープル。キリスト教が入ってきたとき、妖精の一族は二つの枝に分かれていった。一つのグループは自分たちの土地が開発されたときに、人間にその愚かさを悟らせようと試みることにした。もう一つのグループは人間を放置しておき、まだ荒らされていない自然の中に自らの痕跡を残そうとした、
ホビットは人間を嫌っているわけではない。ただ、人間から距離をおいて、森の中でも人が近づかないようなところに棲んでいるだけだ。身長は90センチほどで、足が太くてかなり毛深い。彼らは用心深いが親切で、彼らはより昔から存在する自然の秘密に通じている。
谷間や渓谷、低地にすむリトル・ピープル。ウェールズ地方のブレコン山地の魔法の谷に棲む自然の精霊、エサソン、パック。彼らのお気に入りの遊びが鬼火の一種である、ウィル・オ・ザ・ウィスプのように、夜、旅するものを惑わすことだ。パックは気まぐれな奇術師、いたずら者で自分たちの楽しみだけに、人間に悪ふざけをする。
スコットランドやイングランド、ウェールズの古い小丘や古墳や、アイルランドのラース(古代アイルランドの土塁に囲まれた円形のとりで)も、リトル・ピープルと密接な関係がある。
聖なる祝祭日の前夜、満月の光の下、真夜中に妖精たちのダンス・パーティが開かれる。ダンスが終わると、リトル・ピープルたちは、魔法の扉を通って、すばやく地下の世界に戻っていく。その扉は、最後のひとりが通り過ぎると、あっという間に閉じてしまう。
魔法の国の女王、マッブ。リトル・ピープルの一族にはそれぞれ女王がいるが、マッブはその中でも、すべてのリトル・ピープルのシンボルとなっている。マッブの夫、妖精の王はオベロンと言われている。アイルランドでは、メーヴという名で通っている。マッブ多くのは詩人に描かれ、実際にマッブの客人として、多くの詩人が妖精の国を訪れた。
リトル・ピープルの中でも、特に広く知られているのは、アイルランドやスコットランド、ウェールズ、イングランド北部に出没するレプラホーン。3センチから45センチほどの身長で、緑色の服に三つのとんがりのある帽子をかぶっていて、年老いたしわくちゃな顔にひげを生やし、赤鼻で、目はキラキラ輝いている。彼らはたいてい、小さなかなづちを打ち付けて、せっせと靴を修繕している。隠された宝物のありかを知る唯一の番人で、幸運にも彼らをとらえて、そばにとどめておくことができた人にだけ、その秘密をあかす。彼らの小遣い銭は虹のたもとの甕に蓄えられている。彼らを出し抜こうとしてもほとんど見込みがない。自分たちをとらえようよとする人々の目をくらまして、あちらこちらに悪戯をしかけるのだ。そして、笑い声だけ残して、またたくまに消えてしまう。時に彼らは、使っても使っても金が湧き出る財布「シリングの財布」を贈ることがある。
もっともよく知られているリトル・ピープルの一族のうち、世界中で見られるのが玉虫色に輝き、燦光を発するボールや光のオーブとして現れるものたちだ。彼らは水気のある場所や鉱脈が埋もれている場所を好む。そして、あらゆる土地をまたいで、大変な距離を移動する。
農作業を手伝うブラウニーほど、人間との結びつきが強いリトル・ピープルはいない。骨の折れる作業のすべてを手伝ってくれて、おおぜいの男たちに日匹敵するほどの働きをする。身長は1メートルほどで、粗野で毛深く、とても力があり、年老いたしわだらけの顔をしている。かつては、各農場にブラウニーが棲みついていた。衣服を供えたり、ブラウニーのために誂えたりすると、彼らは姿を消し、二度と戻ってこない。その代り、クリームやオートミールで作ったオートケーキ、はちみつなどを毎日、家の中でも外でも彼らの気にいった場所に備えておくと喜ぶ。
暖炉など火のある場所は、家付き精霊や火の妖精の棲家であり、古代ギリシア・ローマ時代には、私たちの先祖は死後、この下に埋められていた。それは文字通り、もう一つの世界へのともしびである。ここは、ホブやロブ、ホブゴブリン、家付きブラウニーが好んで棲んでした。リトル・ピープルを引き付けて家にとどめておくための第一のルールは、暖炉をきれいに保つこと。彼らは家周りの家事をよくしてくれる。
花やハーブ、植物の精は、木の精と同じく、それぞれの植物の成長や彩り、保護に責任をもつ。デーヴァは植物の精、花の精で、それぞれが守る植物の色の衣装を身を包む。小さくて繊細な生き物だ。虹色の羽をもつこともあり、魔女のようにサワギクの茎にまたがって飛ぶ。
妖精を一目見たいと思っている人は、クローバー探しから始めてみたらよいだろう。葉の数は気づきのレベルやリトル・ピープルの世界への道順、彼らの秘密を表している。明るさを増す夜明けや、暮れなずむ光の中に、彼らは現れる。四葉のクローバーは彼らの姿を見ること、五葉のクローバーは彼らの存在についての知識や理解、六葉のクローバーは彼らの秘密を告げられたことを示している。 |