今年は２００９年から２９番ボトル「起きて進め」に着目！このボトルが教えてくれるテーマは、物質的な側面（レッド）に心がとらわれすぎると、自分の深みに存在する平和、安らぎ（ブルー）と切り離されてしまうことがあるということです。生きていく上で必要な食べ物やお金、家など、サバイバルの問題に不安や恐れが強調されすぎると、天国は失われます。ですが、レッドが表す現実、母なる大地は常に私たちに様々なギフトを与えてくれいます。そのように大地としっかりつながり、くつろげるとき、潜在意識に存在するブループリント（魂の目的）につながります。それは、魂が目覚めることであり、意識的に喜びを通して現実の世界で奉仕を行っていくこと。そしてそれが、「起きて進め」です。

そこで、今年１年はレッドが含まれるボトルと、ネイティブアメリカンの知恵が詰まった、メディスン・カードをご紹介していきたいと思っています。ネイティブアメリカンは同じこの地球に住む様々な動物からいろいろなことを学んでいます。常に母なる地球は様々な方法で私たちにたくさんのギフトを与えてくれているのです。ネイティブアメリカンの知恵を通して、その豊かさを分かち合えたら幸いです＾−＾

５３番　ヒラリオン　

テーマ＊純粋なハート　新生
アファメーション＊私は私自身の真理を見つけます
マスターボトル

今年はレッドをテーマにボトルをご紹介してきましたが、来年の20１0年に向けて１０月から補色のグリーンのボトルをご紹介しています。

グリーンのマスターである、ヒラリオンは真実の強烈な探求者です。真実を探求していくと、それは「道・真実・光」になります。ヒラリオンはエルトリアの時代の科学者ですべての人間を助けるためにエネルギーを変成する方法を発展させました。そしてそれを通して彼は光明を得ました。多くのマスターは錬金術的に鉛を金に変成させることに従事していました。グリーンは土星（Ｓａｔｕｒｎ）と関連しています。そして、Ｓａｔｕｒｎは鉛でもあり、Ｌｅａｄ（鉛）と同意語なのです。このボトルはグリーンに光が照らされて、ペールグリーンになっています。私たちがグリーンに光を当てるとき、それはＳａｔｕｒｎ（鉛）のエネルギーに光を照らしているのです。光を当てると明るくなり、ゴールド（金）のようになります。エネルギーの変成はＳａｔｕｒｎ（鉛）（土星）のレッスンを学ぶことに関連します。それは、時間と時間とスペースについての深い理解に関係しています。どこまで自分の信じる道を進むことができるか？どこまで内なる真理に従おうとするのか？それにより、時間と空間の呪縛から解き放たれ、あなた自身が経験してきたプロセスを信頼することができるでしょう。ものごとの背後にある宇宙の法則を理解していくこと。それには勇気と強さが求められます。あなたのハートに基づいた行為であるのかどうか？いつもハートが試されているのです。ヒラリオンはそのプロセスに深く入ることによってエネルギーに関して超越しました。他のマスターボトルについても同じことが言えますが、ヒラリオンをさらに理解するには、その色合いが濃いボトル（１０番）を参照することをお勧めします（１０月のマンスリーで紹介させていただきました）。１０番のボトルに表現されている意味が強調されていることを考慮してください。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

24　カラスー法則ー

カラス・・・おまえの鳴き声は秘密を教えているのか？魂の調和という秘密宇宙の法則を思い出させようと聖なるカアカア声を送るのか？

自分の影法師に魅せられたカラスについて語るメディスン・ストーリーがある。カラスは彼女の影法師に見入っていた。影を足で引っ掻いた。くちばしで突っついた。影法師はついに目を覚まし命を持った。そしてカラスを食べた。カラスは今や「死んだカラス」となった。死んだカラスは「左利きの守護者」だ。カラスの目を覗くと超自然への扉が見える。他の者には知り得ない創造の神秘を、カラスは知っている。カラスは聖なる法則の守護者である。聖なる法則の守護者たるカラスは、物質世界の法則を曲げて形を変換する。これは、まれでユニークな能力だ。カラスの能力に通じ、形を変換する術を習得した者は、現代社会ではほとんどみない。この術には「二重写し」「意識が二つの場所に同時に存在する」「もうひとつの物理的姿を取る」「塀の上を飛び、遠くで起きている出来事を観察する。」が含まれる。亀の島（北米大陸）に着いたヨーロッパ人を、スロー・タートル（当時実在したセネカ族のseer＝予言者・千里眼）は「ボート乗り」と名付けた。錬金術の知識を持ったボート乗りはいたが、カラス・メディスンを使うシャーマンのパワフルな「形の変換」を知るボート乗りはいなかった。ボート乗りたちのメディスンを見定めようと、動物らしきものが彼らの野営地や居住地を徘徊するのを見て、ボート乗りたちは恐れをなした。カラス・メディスンの持ち主は幻を魅せる達人だ。聖なる教えはすべてカラスの守護下にある。カラスは翼の内側に、創造主の「法則の書」または「封印の書」と呼ばれる書物を抱く。魂が肉体を持つに至る経緯を、カラスは語る。カラスは「古代の記録（ogallah）」の守護者でもある。ボート乗りたちがヨーロッパから渡って来るずっと前に、ネイティブの女性たちは刺繍を施した聖なる法則のベルト（Wampun Bell）を幾本も作った。グレート・スピリットの法則をビーズ模様で印したのだ。そのベルトは今も複数のブラック・ロッジ［Black Lodge−女性のために癒しの儀式を行うロッジ］に保管されている。「あらゆるものが女より生まれる」法則をカラスは語るのだ。子供たちは、属する文化が求めるルールに従って行動するように教えられる。いわゆる宗教のほとんどは、人間社会の枠組み内で受け入れられる行動を戒律として定める。「これをすれば天国へ行ける」「あれをすると地獄に堕ちる」そこでは各人の信仰心の篤さに見合った救済の道がある。人間の法則は聖なる法則と必ずしも一致しない。カラス・メディスンによれば物質世界、さらには霊的世界さえも幻想である。世界はひとつではない。何十億者世界が存在する。ありとあらゆる種類の生命体が生きている。グレート・スピリットはそのすべての内に在る。カラスの完璧な法則を、創造主が与えた法則として全うする者が居たら、そのものは「良いメディスンの死」を迎える。つまり、過去の記憶をはっきりと持って次の転生をする。カラスは変化の前触れだ。カラスは虚無の空間に住み、時間を超越する。古代の酋長は言った。「カラスは三つの運命、過去／現在／未来、を同時に見る。カラスは内と外の世界を見て、光と影をひとつに溶かす」。「並び」にカラスが現れたら、グレート・スピリットの法則と人間の法則の関係をあなたがどう理解しているか、もう一度考えてみよう。カラス・メディスンがあれば、「調和を乱すもの」「バランスを欠いたもの」「道を外れたもの」「不正と見えるもの」を迷わず指摘できる。カラスはまず一方の目で世界を見る。次にもう一方のやぶ睨みの目で世界を見直す。マヤ文明では、やぶ睨みの人間は特権を与えられ、未来を予言することを職業にした。あなたは自分が「荒野で呼ばわる声［世間に受け入れられない変わり者］」になってしまうと恐れるのだろう。しかしその恐れを脇に置いて、「見えるまま」を声高く告知しよう。いつも自分正直でいると、感情に邪魔されない。すると意志を強く持って真実を主張できるようになる。「己の意見、己の行動に心せよ」と真のカラス・メディスンは教える。言葉と行動を一致させよう。真実を話そう。あなたの人生の務めを知ろう。過去／現在／未来を、今ここでバランスする意志を持とう。古い現実が形を変換し、未来のあなた自身となる。平和な世界へと形が変換するために、物質世界の法則が曲がるのを受け入れよう。

12月の空模様　〜By  Hoshitane*

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