先日、3月26日~28日に京都で開催された、オーラソーマ・アカデミーの校長、マイク・ブース氏の「In the pink」のコースに参加してきました。
「In the pink」とは、英語の表現で、暖かさと思いやりに満ちた、とてもくつろいだ状態を表す言葉です。毎日の生活の中で、どれくらい私は自分を「In the pink」の中に置いてあげているだろうか?そんなことを思いながら、再確認しながら、ピンクの自己受容、愛のテーマについていろいろ体感できた有意義な3日間となりました。
オーラソーマで、ピンクはレッドに光があたった色と見ています。レッドは私たちが身体につながり、今ここにあることを導く色。光は意識であり、気づきを表します。レッドに光があたって、気づきがもたらされるとピンクになり、ありのままに許していく愛に出会います。わたしたちが、今ここで、まず自分の身体につながり、身体がくつろぐことに意識を向け始めることが、「In the pink」の鍵になるのです。「今ここでくつろぐこと」=「In the pink」は、自分の潜在力にコミットすることにもつながります。
自己受容や愛を概念ではなく、身体がくつろぐことを通して体感していくと、ジャッジを超えて、自分自身をありのままに受け入れる安らぎが全体へと広がり、すべてのものが分離を超えてひとつになっていきます。レッドは、「目覚め」の色でもあり、ピンクは光があたって、強烈な目覚めを表します。私たちの意識が目覚めるためには、この統合のプロセスが必要不可欠です。
レッドはまた、私たちと地球をつなぐアーススターを表す色です。アーススターは私たちの足元15センチ下にあると言われています。アーススターに光があたってピンクになり、活性化すればするほど、私たちはより深く地球とつながり、今ここにおいて、自分が在るべき場所に導かれていきます。その状態もまた、「In the pink」の状態なのです。
イクイリブリアムボトルはオーラソーマシステムの中心。魂の鏡として、私たち自身を映し出し、それぞれの魂の物語を語ります。そして、私たちが必要としているものを映し出しています。選ばれたこのボトルを身体に塗ることで、心と身体と魂にバランスをもたらします。わたしたちが、まず自分の身体につながり、身体がくつろぐことに意識を向け始めることが、「In the pink」の鍵であるとお伝えしたように、それを最も促進してくれるオーラソーマのプロダクツがイクイリブリアムボトルです。
ボトルはそれぞれ、二つの層に分かれています。上層はオイル。ニュートラルなキャリアーオイルの中に、蓮のオイル、自然な植物の色(ハーブや野菜の色など)、エッセンシャルオイル、そしてクリスタルのエネルギーが含まれます。下層は水溶液。自然な植物の色(ハーブや野菜の色など)、ハーブの抽出液、そしてクリスタルのエネルギーが含まれます。また、イギリスの聖地であるグラストンベリーのチャリスの井戸のエネルギーが含まれ、微細体を安定化することを助けます。
オーラソーマにおいて、初めて植物のオイル部分と水分が一緒になりました。ハーブ抽出液を使用することで、アロマテラピーとハーブ療法が統合されたのです。クリスタルのエネルギー伝達は、もともとカバラの祈りによって行われていました。今ではエネルギーの伝達に対して受容的な媒体であるオイルと水に、クリスタルや貴石のエネルギーを転写 するテクノロジーが用いられています。また、クリスタルを液化する技術を開発したスイスの会社と提携して、実際にクリスタルをボトルの中に含むボトルも誕生しています。
植物界、鉱物界、そして色の世界の三位一体のサポートで、あなた本来の自然な状態へとバランスを取り戻すことをサポートします。
ボトルを振ると、オイル分と水分が混ざり合い、一時的に乳液状態になります。振った時から共鳴作用が起こり、個人的なボトルになりますので、振ってからは振った人だけが使います。そして、ボトル内で活性化されたものの中から何が活用されるかは、振った個人により異なります。それは、その人のとっての最高善に波長を合わせているからで、体に付けて初めて、これらの統合が起こります。
それぞれのボトルは「光の聖杯」であり、身体に塗ることで、エネルギーセンター(チャクラ)に注がれると、その中に宿る意識に影響を与えます。体の微細エネルギーシステムは直接的に影響を受け、それは全てのレベルの健全さに作用を及ぼします。
「あなたはあなたが選ぶ色であり、それはあなたという存在が必要としているものを映し出します」
「In the pink」のもう一つの鍵は、内なる子供につながること。先祖から脈々と続く親子関係の中で、私たちが子供時代に経験する愛の苦みは、私たちを緊張させるパターンを無意識に作り出し、「In the pink」であることを難しくしています。
その苦味に変容をもたらし、錬金術をおこしていく色が、オリーブグリーンです。ピンクを取り入れていくと、私たちの中で安らがない部分がピンクに応答し、呼び起こされてきます。愛は一見、愛に見えない部分を表面化させるのです。その見たくない部分、苦みにどれだけ慈悲をもたらし、受容していけるのか・・・そのテーマがオリーブグリーンです。
オリーブグリーンの中に含まれるイエローは恐怖を表す色。自分の中のあるものを恐れ、嫌うことで、私たちはそれを見ないようにコントロールしていきます。そのパターンを繰り返すことで私たちは様々な緊張を作り出しているのです。オリーブグリーンの中に含まれるグリーンはハートの色であり、自然の色、そしてバランスをもたらす色です。オリーブグリーンは恐怖からコントロールすることを手放し、ハートからの愛でそれらを見て、自然のあるがままに許していくことで、本来のバランスを取り戻していくことをサポートします。
内なる子供は、わたしたちの内なる男性性と女性性が統合されたものでもあります。内なる子供につながって、「In the pink」になることは、男性性と女性性が統合された状態でもあるのです。
あなたの身体はくつろいでいますか?あなたの内側でくつろげない部分は、どんな部分でしょうか?どうかあなたの身体を、そしてそのくつろがない部分をピンクの中へと置いてみてください。瞬間、瞬間に、自分自身をピンクの中に置いてみてください。それができるのは、あなたしかいません。外側はあてにできません。ピンクを得たいためにピンクを差し出すことはやめて、ただ、自分をピンクのなかに置いてあげましょう。 |