１１番　花の鎖　エッセネボトル１　クリア＊ピンク

アファメーション＊私はありのままの自分を愛します

エッセネ派はユダヤ教の宗派のひとつで、浄化と純化をとても大切にした人々でした。２０世紀に発見された「死海文書」と呼ばれる写本にその暮らしぶりが詳しく記載されています。彼らは紀元前に死海のほとりで共同体を作り、白い服を身にまとい、祈りと瞑想を中心とした敬虔な生活を営んでいました。彼らの村では灌漑用水を整備して浄化に気を配っていました。また、天使のエネルギーを日常に呼び込んで、色と光でヒーリングを行っていたと伝えられています。色は成長、意識の拡大にも使われました。エッセネ派は迫害された人たちでもあり、当時すべての他の教団から排斥されていました。イエスの母であるマリアと叔母であるエリザベスはエッセネ派でした。そして、イエス自身もエッセネ派の共同体で生まれたと信じられています。１１番クリアー・ピンクは５５番クリアー・レッドのキリストのボトルに光がさらに当たった強烈バージョンです。それはレッド（生きること）の輝きです。また、自己の深みの中で、優しさと思いやりと慈悲を持つことを勇気付けます。私たちが自己の影の中に見つけるものを受け入れることができるなら、それは意識のマインドにより光をもたらすたす助けになります。自分を受け入れるという課題に光を照らします。
「花の鎖」はチャクラ、あるいはエネルギーセンターを輝かせることと関連します。チャクラは蓮の花に例えられるように花のようであり、私たちの内側にある様々な側面に光をもたらします。わたしたちは苦しみを理解することを通して、自分は何者なのかという知り、自己の内側で自分を受容します。ピンクのエネルギーは、暖かさと配慮と自己受容です。もし、このピンクの質が自己の深みにもたらされるならチャクラの花は光に満たされて咲き、花の鎖のようになって私たちは輝きます。花の鎖はまた、私たちが欲望にとらわれる（つなぎとめられる）鎖でもあります。ピンクはレッドの欲望がより強烈になっています。エッセネボトルはスピリチャルなプライドの解放と、天使の側面を呼び起こすことに関連しています。スピリチャルなプライドを解放し、欲望の鎖から自己を自由にする可能性があります。

使用法はAURA-SOMAのページをご覧下さい。

女神　Persephone　（ペルセポネ）（訳　Ｎｏｒｉｋｏ）

☆神話：　ギリシャ・ローマ

☆元型：　インナーチャイルド（内なる少女・処女）

☆　娘　・　春　・　再生　・　冥界の女王

☆シンボル：　ざくろ・春の花・冥界への鍵

☆説明
ゼウスとデメテルの娘ペルセポネは、野花を摘んでいる時に、冥界の神ハデスにさらわれた。娘に対するこの行動をゼウスが容認したと知ったデメテルは、永遠の冬を作り、作物の稔りを失わせた。ゼウスはついに観念し、“取り引きをする”ためハデスのもとにマーキュリーを送った。自分が食べたザクロの種の数に相当する月数だけ冥界に戻ってくるのであれば、ペルセポネは地上に上がって良いということになり、毎年3ヶ月間、冬の後に春を作るために、彼女は戻ってくるようになった。彼女のシンボルは、春の花である水仙と、女性性を表すザクロである。若い雄鶏がペルセポネとデメテルにしばしば描かれているが、それは毎日雄鶏が叫ぶ日の出の、朝の復活を表している。

☆メッセージ
私達が得た知恵と気づきは、今まで乗り越えてきた試練と苦難の、そして深い冥界（潜在意識）への学びの旅の成果です。そうして私達は、子供から大人へと変遷してきました。私たちが経験した深いトラウマは、共感し愛するためのより大きな気づきや力を与えてくれます。今、学びの時なのかもしれません。または、私たちが無意識にしている、両親や指導者にとっての「娘」の役割を見直す時なのかもしれません。

☆アファメーション
今の私の試練は、私を子供から独立した存在へと変えてくれるものです。
豊かさと救いは、すでに私の手の中にあります。

8月の空模様　〜By  Hoshitane*

「変容」のパワーを受取り、しっかりと“今ここ”に意識を向け、必要なものと手放すべきものをしっかりと取捨選択して整理してゆく。なんとなく、新しい季節に向けてクローゼットの入れ替えをするようなイメージのする星周りです〜。

今月は、初日から獅子座で日食（新月）が起こり、派手な感じのスタートです。食の起こる新月の影響は、次の食（新月）までなので、今回の新月の影響は来年の1/26まで続きます。また、2/7に起こった食（新月）からの流れが、完了、完成する時でもあり、半年タームの節目とも言えます。

日食（新月）のパワーを使って“あなた”という人を与えてみる機会にするといいですね。新しいサイクルに入るために、今まであたためてきたもの、培ってきたものを、カタチにしたり、シェアーしたりして表現してみて下さい。獅子座の新月ですから、表現してゆくこと、創造してゆくことをサポートしてくれるはずです。

ちなみに、金星と海王星が角度を作っているので、楽しみやワクワクを、とことん“広げる”ことができ、夢見る感覚や感性がぐっと高まりそうです。「王者の星」獅子座の食ですし〜（笑）、自己表現を、とことん演出してみて下さい。大げさなぐらいデフォルメされた時、芸術は評価されるものです。今回の新月は、伝令の星「水星」の近くで起こるので、表現したものが上手く伝わり、評価されるかもしれません。内側にあるものを表に出したことで、欲しかった情報や人脈がつながる可能性が広がります。

満月に向けて、次々と乙女座に星が集まってきます。月のはじめにバクバクと盛り上がった感覚をクールダウンして、具体化・現実化の流れがはじまります。昨年の秋頃から取り組んでいるテーマについて動きが生じたり、具体的にやるべきことが見えてきそうな気配。また身体にしっかり意識を向け、五感を通して、ひとつひとつ体験を積み重ねてゆくよう促されます。

特に、今回の新月〜満月の間の16日間は“特別な期間”です。しっかり自分自身と向き合うために、ハートの中心へと降りてみて下さい。自分のハートが喜ぶこと、ハートが決めた道ならば、どんなに険しい道でも、逃げることなく、迷うことなく進んでゆくことができるのです。キラキラと輝く宝を見つけるハートへの冒険、エルドラド（黄金郷）への旅を、この機会に是非してみて欲しいと思います。

8/17の満月（月食）は、夢や幻想、ビジョンを司る「海王星」の近くで起こります。人智を超えた不思議なネットワーク＝見えないものとのつながり、恩寵といえる不思議なチカラが降注いでくるイメージがあります。しっかりと自分のハートに降りて、自分と向き合うことができていれば、この満月の日の恩寵を受取ることができるのだと思います。

満月を過ぎると、軽やかな動きがでてきて、コミュニケーションが活発になってゆきそうです。今月は締めくくりに、再び乙女座で「新月」が起こります！

今月は大きな変容の分岐点といえる月なのですが、あまり実感としては、変化を感じないと思います。でも、少し時が経って降り返ってみた時に「あぁ、確かにあの時が、分岐点だったなぁ〜」と思えるような月になると思います。

2008年7月

2008年6月