私が、このボージーストーンと出会ったのは、去年の春です。チャクラヒーリングで使う石を「クリスタルガーデン」のsoraさんに相談したところ、この石を紹介してもらいました。
初めて、手にしたはずなのにすごく懐かしく、中心が定まる感じがしました。チャクラに対応させて置くことはもちろん、手に持って瞑想すると深く入れました。それ以来、コンサルテーションの中で瞑想する際、クライアントの方にも使ってもらっています。見た目はごつごつしていてかわいくないのですが、手に持つとほっとさせてくれる石です。
ボージーストーンは、カンザス州のインディアン、ワイディゴ族の聖地で採取されます。写
真にあるように自然のピラミッドです。1972年 Boji,
Inc. のカレン・ギルスビーの申請で合衆国政府によりBOJI(R)として商標登録され、欧米のヒーラーの間で根強く支持されてきたパワーストーンです。カレンはこの石に出会ったとき、そのエネルギーに魅せられると同時に、ボージーが本来の力を封印され、誰にも見向きもされずに朽ち果
てようとしていることを感じました。そしてチャネリングにより古代の錬金術師から知恵を授かり、ボージーを浄化し活性化したのです。そして、地面
を掘って採るのではなく、侵食によって自然に地表に現れたものを拾うことしか許されていません。
ボージーストーンには男性石と女性石があり、ヒーリングの際にはペアで使用します。写
真の左側が女性石、右側が男性石です。欧米のヒーラーの間では、陰陽のバランスのとれたエネルギーを含むと信じられ、肉体と精神、自己と社会、現実と霊的なもの等のバランスをとる力を引き出すと言われています。男性石は表面
がごつごつしていて、女性石は滑らか。地表の侵食により、1個の男性石の周囲に20〜50個の女性石がサークルを形成している姿が現れます。
侵食に耐えて力強く残った石から、さらにパワーのある石を厳選しています。石のペアを選ぶのはカレンさんです。ボージーストーンは、もともと海洋生物の化石からできた石なので、水晶などの鉱石と違い、長い年月の間には雨などにより風化してしまいます。男性石は比較的強く、侵食に耐えて形を保っていますが、地表に現れた女性石の多くは風化して崩れてしまっているそうです。カレンさんは、わずかに残った女性石の中から、男性石に最も波長の合う石を選んでくれています。
ボージーストーンの基本的な使い方は、通常、男性石を体の左側、女性石を右側に使用します。両手にそれぞれボージーを持ち、ゆっくりと近づけたり離したりを繰り返すうちに、微かに引き合うか反発しあう力を感じることができます。その力を一番強く感じる面
を下にして体に当てて瞑想を行うと良いとされています。また、男性石を左に、女性石を右に振り分けて持つことで、気の流れを効果
的に整えるとされています。両手に握ったり、持ち歩く際は左右のポケットに分けて入れると良いそうです。
欧米のヒーラーたちの間では、ボージーストーンに細胞を活性化させる効果
があると信じられています。あらゆる細胞に働きかけ、病気の部位
などは一時的に症状が悪化することもあるそうですが、体全体の気の流れが整えられることで徐々に回復に向かうとされています。特に「痛み」に効果
を発揮すると信じられ、二つの石で痛みを挟み込むようにして使用すると痛みが和らぐと言われています。
※これらの効果は科学的・統計的に証明されたものではありませんのでご注意下さい。
どんな石もそうですが、ボージーストーンにも必ずこうしなければならないというルールはありません。男性石が左、女性石が右というのも、人によっては逆になる場合もあります。また、石との共鳴が深まると、思いもよらない効果
が現れたり、自分でも気付かなかった新しい力や能力に気付いたりすることもあります。
ぜひ、このボージーストーンを体験しにかのんに遊びに来てくださいね。
参考:Moon Madness
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